2月1日まで約100日となりました。
ここから100日は総力戦です。日々、受験をより意識した過去問などに勉強をシフトしましょう。時間は限られてくるので無駄なことをやっている暇はありません。分野によっては切り捨ていくなど取捨選択も必要になってきます。
あと100日の理科
・上位校は過去問に慣れる
合不合などの典型問題では点数が取れるのに、過去問は解けないというケースはないでしょうか?問題のリード文や切り口の違い、問われ方の違いに戸惑うことが多くなります。典型問題を別の角度から聞いているだけなので、過去問を数やっていけばある程度慣れてきます。問題にひるまないように。
・4分野バランスよく学習する
過去問演習、知識の暗記、計算問題などをバランスよくやっていくようにする。
・学校ごとに狙われやすい単元を意識する
過去問の巻末などにある出題分野を意識する。同じ勉強をするにしても、天体は〇〇中学でよく出るんだよなぁ、と意識するだけでも随分かわってくる。
・大量失点のパターンを把握する
自分の失点パターンを理解する。物理分野で序盤で間違ってしまい、それ以降全て×になるとか。生物系の選択問題で知識量が足りずに失点しがちとか。特に物理・化学分野は一気に点数が下がってしまうケースがある。
・グラフや表を読み取る問題
グラフや表、実験結果を読み取って設問に答えていく問題は要注意。
出題が増加傾向であり、合否を分けるポイントになることが多い。
・過去問の復習
理科が得意科目かによって復習する問題も異なる。より多くの間違った問題を復習することが望ましいが。最低限としては合格者平均点分までは復習すること。
できたはずの問題を見つけてその復習に力を注ぐ。
・間違いノート
間違った問題の内容を集めた間違いノートのようなものを作るのは実力アップには効果的。ただ理科が苦手だと間違いノートを作るところまではいかないケースが多い。
まずやれることからやること。
・ゴロ合わせで
生物分野など覚えるのがしんどいなと思ったらゴロ合わせで覚えるようにしよう。もちろん参考書類のものや塾の先生に教わったものでも何でもよい。自分でゴロ合わせを作れるようになると強い。ゴロはキレイなものでないほうが覚えやすかったりする。
極端な話、覚えられれば、誰が作ったものでも、ゴロとしてキレイでなくても、下ネタでもなんでもいい。
あと100日の社会
・地理
地図を片手に場所を確認する。統計データは最新のものを。暗記系はまる暗記はしんどい。なにかゴロ合わせや関連付けて覚えること。たとえばカレーに使うもの(じゃがいも、にんじん、たまねぎ、肉用牛)は北海道が1位とか。
・歴史
社会が苦手という人は歴史が苦手なことが多い。江戸~昭和ぐらいで得意な時代があると良く、近代を押さえると点数が安定する。
地理・歴史もゴロ合わせで覚えることがあるが、理科のときと同様、覚えられれば
ゴロはなんでも良い。どんなにくだらないゴロだとしてもおぼえればOK。
・公民
最後にやるので身についていないことが多い公民だが、実は覚えるポイントは歴史や地理よりすくない。社会が苦手な場合はまず公民を得点源にすると良いが、来春の入試ではコロナ影響による出題範囲の制限で配点が少なくなっているケースも。
・過去問・入試問題への慣れ
入試問題ではリード文や統計データなど今までに見たことがないタイプの問題となっているケースがある。まず慣れることが大事。過去問は分野ごと得点率を意識して、不得意分野がないようにしておくこと。
・時事問題
ニュースを意識すること。オリンピック・パラリンピック、新規登録の世界遺産。コロナワクチン接種など。。時事問題については冬に塾でも取り扱うことが多い。
・記述問題
対応していく必要があるが、学校によっても違うので過去にどのような記述がでているのかを意識すること。
・グラフや表を使った問題
理科と同様だが、グラフや表からデータを読み取って設問に答えていく問題は要注意、演習で出てきて間違った場合は復習するようにしよう。
・間違いノート
理科同様を作成することも有効。社会は、スキマ時間に暗記と復習を繰り返す。いつでも間違っている問題があれば必ず復習すること。
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