昨日は平均点の予想に特化した形でしたが、今日は教科ごとの解説についてのまとめです。
受験ドクターは個別指導で知られる塾で首都圏に10ほどの校舎を構えています。
合不合判定テストサピックスオープン等で試験当日にLIVE速報解説を行っています。
平均点予想の精度はいまいちですが、解説はよくまとまっており好評です。受験ドクターを知ってもらおうという宣伝という面は大きいとは思いますが、確実に当日にLIVEをやるということは結構大変だと思います。
受験ドクターの速報解説
https://www.chugakujuken.com/test-kaisetsu/yotsuya-goufugou/hantei_3rd_2019/
前回の記事
今回は各教科の解説についてです。
〇算数
直接求められない面積の出し方。あ＋☆＝い＋☆で共通部分☆を作る
4.問題文の条件を視覚化することがポイント
5.作図するより、数字におきかえるほうがらく
6.素因数の良問。書き出す前に素因数分解できるか。
7.立体ではなく正面図の問題。問題に問われている最初と最後の状態を書く。
8.難問か
9.補助線を自分で書く分難しい、(1)だけでも正解したい。
平均点予想は80-85
〇理科
問題6問。物理36点分、化学21点分、生物31点、地学12点と地学が少ない。
物理が大問2問分。電流とドップラー効果で苦手な子は解きにくかったかも、
ただ問題としては難問ではない。小問題が36と多いので知識問題を手早く答えられたかがポイント。時間がなくなるケースもあるったのでは。大問3.が難しいと思う子が多そう。
平均点予想は60点前後
〇社会
地理分野5問中3問。今後、歴史、公民が増えるか。全体的には難しくなく、標準的な作問。高齢者の運転免許やカーシェアリングなど最近の社会事情、時事問題が出題。
今年登録の世界遺産 百舌鳥・古市古墳群、漢字でかけるように。
平均点予想は60点前後
〇国語
個人的な好きでキャラの濃い春野先生。今回も切れ味鋭いコメントが目立つ。
物語文は難しめの問題。ただ合不合では難易度と平均点はリンクしないことがある。
虐待とまではいかないまでも厳しいしつけに関する問題。消去法でしか選べない選択肢が多く、作問としていかがなものか。
記述は前後の因果関係が結びつくことの重要。模範解答もよく見ると結びついてなく学校によっては減点対象かも。
論説文。変人のすすめ、トライしていく人間像。LGBT性的少数者、意味がわからなくても解かなければいけない問題。
ここでも模範回答に物申す、たしかに春野先生の指摘が正しい気します。作問者はどう思う？
平均点予想はいつもと同じぐらいの平均点、男女分けずの75点前後。
4教科を足すと、275～280点前後ということになります。
前回の記事でも書きましたが、受験ドクターはこのぐらいの点数を取ってほしいという願望が平均点予想に出てしまい高くなる傾向があります。そこをどれだけマイナスするかだと思いますが、算数、理科、社会が15～20点マイナスとして、260-270点前後ぐらいかと思われます。
なお受験ドクターをはじめ予想などは正式な結果ではありありません。四谷大塚から正式なものが発表後WEBでご確認ください。なお、素点は本日9/16 12:00の予定、偏差値などは木曜日の12:00の予定です。
以下、ご参考
SNSでの感想などは9/16 9:00にアップデート済です。
