今回は、勉強モードに戻れず、ダラダラしてしまうという話です。
・ありがちなダラダラ
秋口に多いのが、いろんなイベントで勉強のリズムが崩れてしまうパターンです。
・ラグビーや日本シリーズ
・志望校の文化祭
・学校の運動会、学習発表会
・ちょっとした親戚の会合
本来は行かないことができればいいのかもしれませんが、志望校の文化祭とかは行きますしね。行くことになってもそのあとどう勉強に戻るかのトレーニングをしておく必要があるという話です。
基本的に受験勉強の中、勉強以外のことをやると気も晴れますし、興奮さめやらぬ状況もあります。そうすると、今日はいいか疲れてるし、明日からと考えてズルズルいってしまうパターンです。やらない理由はいくらでもでてきますから。
この切り替え、オンオフをいかにうまくやるかが時間のマネージメントや受験でかなり大事だと思います。
・大人も同じ
大人でも連休明けの次の日に仕事行きたくないなと思いませんか?
ただ頑張って月曜日会社にいって仕事すると、火曜日はそれほどでもなく行くことができます。
先延ばしにするとやるのがよりおっくうになってくる、という性質があるのです。
私自身もこのダラダラ、後回し人間なのですごくわかります。
・ちょっとしたコツ
ペースが乱れそうなときに、勉強モードに戻すのはコツがあります。
最初の1歩をできるだけ、軽いもの、短時間でできるものにしてそれを当日のうちに行うということです。自分の場合、当日なら1の頑張りでできるが、次の日になるとやり出すのに3~5の頑張りがないとできない感じになります。
最初にやる勉強は重いものは避けてください、国語の読解、算数の応用問題とかさけるべし。算数の計算問題、1行問題とか、国語の知識とか軽い勉強でかまいません。あと、手を動かすもののほうがいいです、
それを20分でも30分でもいいからその日にやることです。この20分、30分が、何時間分の効果を生みます。
ズルズルといってしまうパターンは、やらなくちゃと思いつつ面倒だな、テキストどこやったっけかな、ごはんたべてからやろう、少しテレビ見てからやろうと、少しずつ先延ばしにすることです。
たとえば、出かけるイベントがある場合、でかける前に1行問題を5題、印刷して机の上に置いてからでかけ、帰ってきたらまずその5題をやってしまう。
塾の宿題のページを開いてでかけるとか、原始的な方法ですが案外効果があります。
・成功体験ができると強い
いつもはだれだらしてしまったが、今回は頑張って1枚プリントできたぞ
→次の日のやりたくない度合が少ない、昨日1枚やってたからサクサクすすむ。
この体験を1度でもやると当日に少しやることの重要性がわかると思います。やったら確かに次の日ラクになるな、という感覚が大事です。
・ノリでちょこっとやらす
あと子供との関係性にもよるかなと思いますが、ノリでちょこっとやらすという手が使える親は強いです。無理にやらせるのは逆効果かもしれませんが。
「さて、今日は楽しかったね。帰ってプリント1枚やるよ~」
「いやいや、今日疲れたし」→「疲れた?じゃちょうどいいね、1日の締めに1枚さくっとやっちゃおう。」
「明日で良くない?たぶん、間に合うし」→「今日はやるともっといい!明日はどーなるかわかんないしね、今日やっちゃおうか。」
「今日は絶対やらね」
→「よしわかった、食事、食べてからやるのと、その前にやるのどっちがいい?」
2択作戦で子供に選ばせるのは有効です。キモはどっちを選んでも勉強をやることになるのと、片一方の選択肢が少し子供にとってマシなことです。
・最後に
勉強モードに戻れずにズルズルいってしまうのは、誰にでもあると思います、自分は〇〇の後はにそうなりやすいと意識するだけでも違います。
あと大人からみると子供はよりズルズルいく傾向があります。気分転換も時として必要ですが、そこからどうやって勉強モードに戻すかという練習もしておくといいですよ。
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