昨日の男子校編に続き今日は女子校編です。
2020年は中学受験者数全体が増える見込みです。このことは昨日も書いたので見てない方は上の男子編を参照ください。
各塾の在籍人数、模試の受験者数が増えていることから受験者増加はほぼ確実と思われます。
市進「2020年入試予想第一弾 ~9月模試から見る志望動向分析~」
http://www.chu-jukennavi.net/page148.html
9月の模試の志望者数データです。学校名の後ろの数字は(前年9月模試志望者数)→(今年9月模試志望者数)。また()内は前年比(%)です。
・桜蔭 709→734(102%)
→最上位レベルでは増減は少なく、2020年入試は前年並みの傾向。最上位はあまり変化を受けにくい傾向があります。
・女子学院 1009→1034(102%)
→2017年入試以降志願者が増加。2020は大きくは変化なし。
・雙葉 457→477(104%)
→2019年入試で志願者22%増加。2020年も好調を維持模様。
・豊島岡女子 1回 1216→1223(101%)
2回 515→508(99%)
→2019入試、模試動向ともに変化なし。現中1以降は高校入学がなくなる。将来的には定員が増える可能性も。
・鷗友学園女子 1次 513→568(111%)
2次 728→715(98%)
→2017年以降志願者増加継続。2020も1次は増加で人気継続。
2020年入試は各科目5分短縮し45分となる。
・吉祥女子 1回 619→583(94%)
2回 626→815(130%)
→2017年以降志願者増加継続。2020も2回は大幅増加。
鷗友、吉祥女子は立ち位置が似ており、ともに近年人気化。
・頌栄女子学院 1回 320→297(93%)
→2019年入試でも減。模試志願者も減。進学実績も伴う伝統校だが、鷗友に押され気味か?
・立教女学院 525→568(106%)
→2019年入試で大幅増加、引き続き増加傾向。付属人気も後押し。半付属だが外部進学も活発。
・白百合学園 378→440(116%)
→2019年入試は21%増。志望者は引き続き増加。小規模ながら御三家などの併願校として人気。
これらの学校は難易度的には2020年も大きく変わらないと予想されています。志願者数や倍率はあくまでも数字であり、気にしすぎはよくありません。多少志願者数が増えたところで難易度的には影響はないと考えたほうがよく、自分の力を出せば結果は付いてくるというスタンスのほうが成功します。
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