中学受験の下書き/旧中学受験ラボ

おっさんが中学受験について語ったり語らなかったりします。

日本初!スマートフォン持ち込みOKの中学入試がついに実施!

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日本初!スマートフォンの持ち込みOKの中学入試が実施される件

 

(0)はじめに

中学入試の多様化が進んでいる。知識量を問うのではなく、思考力や表現力を問う入試、少数科目入試、適性試験など入試スタイルが年を追うごとに広がっている。そんな中でスマホ持ち込み可で、スマホPCスキルも含めた総合的な能力を問う「スマホ持ち込み入試」が行われることになった。


(1)東京女子学園HPより

==HPより
東京女子学園中学校(東京都港区)では、来年2月1日、2日午後に実施する算数1科目入試を「スマホ持ち込み OK 入試」として実施いたします。
算数の受験者がスマートフォンを持ち込み(学校側でもタブレット貸与の準備有)、検索機能、アプリによる計算機能や、図書資料などを自由に使い回答する試験です。
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→算数1教科入試といっても、従来の算数とは全く違う能力が必要になりそうです。従来型の受験勉強が必要ないので、直前に受験を考え始めた人も受験可能といえます。
学校図書館で入試は行われ、スマホの検索や電卓だけでなく図書館の資料を使うことができるというのも面白いです。、『知識の有無』ではなく、その活用、思考力が必要になります。

==HPより
本校では、複雑化・多文化化する社会の中で真に活躍できる人物の育成を目指しています。それを実現するために、AI、データサイエンス、IoT、クリティカルシンキングに関する授業の導入をはかるなどの教育改革を行っております。
情報の変化速度と量が加速的に増加している現代には、知識の細かさや量だけが問題ではなく、情報をどう得るか、どう評価するか、どう活用するか、
そのためにどう学ぶか(自己調整学習能力)が人間の重要な能力となるという視点でカリキュラムマネジメントを実践します。
==

なお、試験内容は以下になります。

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スマホ持ち込みOK入試(算数 1 科目入試)」試験内容
科目:算数(小学校で学習した範囲の理科社会などの知識も求めます)
試験時間:60 分 実施場所:本校図書館 大問:3
【外部知識問題】本文の情報だけで解けず、外部の情報を参考に解決する問題。
【内部知識問題】与えられた情報から、思考、判断し解決する問題。
※いずれの問題もスマホタブレット、図書資料等の活用は可とします。

==

外部知識問題が新しいタイプですね、資料は定められておらず、自分で必要な資料を考えスマホで検索、か図書館内の資料を探して、それをもとに解決する問題。図書館の資料と奪い合いとか大丈夫かな?


(2)学校HPの例題

学校HPには例題が公開されている
①(日本アイスクリーム協会が公表する統計情報を参考に)アイスクリームを食べる量と気温の関係はどのような関係にあるでしょうか
②日本中にアンパンマンのぬいぐるみは何個あると思いますか。資料にあたり、みなさんの考えを、言葉と式を使って表してください。
③URLを入力してページを開き、フォームに受験番号名前、特定の文章を入力、提示された情報から場所を検索特定する、PCスキル問題。

 

データ分析や論理的思考は今でも都立一貫などの適性検査などでにありますから、求められる能力は割と近いようなイメージです。スマホ、図書資料を使って問題に取り組むというのが今回新しいスタイルとなります。
①は決まった情報がありそこから、②は必要な人口、出生数などをその場で検索するようです。また例題の③はPC、スマホの検索、実技問題であり、事前の練習なしでは難しいかもしれません。

 

(3)例題からみる学校の狙い


JCASTにスマホ入試の記事がありました。

記事内では、東京女子学園中・広報部長はJcastの取材に対して以下のように答えています。
・従来のテストで測っていた知識、技能はテクノロジーが代替えする
・今後は知識の量ではなく、情報をどう得るか、どう活用するか、どう学ぶかが課題
・ぬいぐるみの問題は統計的正解はない、それを求めたいのではなく思考プロセス、結論に至る過程をみたい。

 

回答のポイントは論理的思考が説明がされているかがポイントで難しいと感じる子供もいると思います。ぬいぐるみ問題はフェルミ推定に似ていますので受験者は予習しておくと良いと思います。

学校としてはスマホを使うことは、かなり挑戦的な入試といえると思います。このテストのみで合否が決まるわけですから。問題の作成と模範解答の準備は細心の注意を払うと思います。
あとインターネットに接続するので、カンニング対策も気になるところです。
スマホタブレットは自分のものを持ち込んでも、学校のものを借りてもいいようです。自分のもののほうが有利ですね。

実際学校としてもスマホ持ち込み可というのは、話題作りの面もあるのではないかと思っていますが、このような入試も多様化の中に一つとして定着するか注目しておきたいところです。 

(4)まとめ
東京女子学園ではスマホ持ち込み入試(算数1教科入試)を2020年より実施すると発表
・学校WEBに例題あり。①アイスクリーム消費と気温の関係②日本中のアンパンマンのぬいぐるみ個数の推定等。
・論理的思考力を求める問題。ぬいぐるみ問題は思考の論理的なプロセス、結論に至る過程を見る。PCスキル問題は事前練習必要。
・今後スマホを使った入試が広がるかは不明。ただ多様化する入試の一つとはる可能性はある。

新タイプの入試は今後も継続して追っていく予定です。

 
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