埼玉校、千葉校につづき2月1日から始まる東京都私立中学入試の現時点での応募状況が明らかになってきました。今回はそのレビューを行います。
前回の男子校の出願状況まとめはこちら
・首都圏全体の状況について
まず一都三県の中学入試の受験者数動向が以下のページに出ています。
一都三県の中学受験者数は2019年よりも3%近く増加することが予想されています。
・都内女子校の出願状況(2020/01/11現在)
市進WEBで現在の状況を見ることができます。
http://www.chu-jukennavi.net/pdf/sokuho20/tokyo/tokyo_sj20200111.pdf
学校ごとの詳細、受験コースごとの増減など詳細状況はこちらをご参照願います。
・各学校ごとの状況
現時点でデータが出ている範囲で学校ごとの状況を見ていきます。
男子と比較するとプラス、マイナスが学校ごとにさまざまな状況。
御三家、立教女子の集計は現時点でまだ集計が発表されていない、集計され次第レビューします。
レビュー内のプラス、マイナスは「前年同日比での比較」となります。
跡見:大幅プラス。午後入試など入試形式の多様化傾向。
江戸川女史:2日午後を除きプラス。2日午後は今後の動向により可能性大。
大妻、大妻多摩、大妻中野:大妻系、全体的にマイナス傾向。
学習院女子:1回、2回ともにプラス。
吉祥女子:2月1日は8%マイナス。
共立女子:日程によりプラスマイナスまちまち。
恵泉:全日程プラス。3回とも午後入試。
光塩:日程によりプラスマイナスまちまち。
晃華:全日程プラス。
香蘭:全日程プラスで順調。2019年からの午後入試も定着。
実践女子:全日程マイナス。
頌栄:第1回、2回ともにマイナス。
昭和女子大:全日程大幅プラス。
女子聖学院:全日程マイナス。
田園調布:全日程マイナス。1日午後に算数入試を新設。
東洋英和:全日程大幅プラス。
白百合:2日日程、12%プラス。
豊島岡:第1~3回、プラス。
富士見:日程ごとにプラス、マイナスまちまち。
普連土:全日程マイナス。
日大豊山女子:プラスコースが大半、順調。
目黒星美:全日程プラス。
・大手模試の学校ごとの志願者動向
模試での志願者動向分析はこちら
・四谷大塚偏差値2月→11月の推移
四谷大塚の偏差値上がった学校、下がった学校の記事はこちら
・まとめ
御三家が未集計。前年同日比でプラスの学校は豊島岡、香蘭、昭和女子大、晃華、恵泉、学習院女子、恵泉、白百合、東洋英和、目黒星美など。
男子はほぼ増加傾向だが、女子は学校ごとに増えているところ、減っているところまちまち。中学受験者が増えていることを考えると、女子校は志望者集めに苦労している一面も垣間見れる。見方によってはねらい目ともとれる。
午後入試、1科目入試、発想力、英語…など受験科目の多様化が出てきており、自分にあったコース選択と学習が必要となる。
中堅~難関でマイナスの学校が多い模様だが、今後の状況次第といったところ。午後入試は後半の日程は大きく出願数が変わってくる可能性もあるので注意していただきたい。
=====
お知らせ
中学受験の情報やおもしろネタはtwitterでも流しておりますので登録して頂けるとうれしいです!
https://twitter.com/jukenshitagaki
=====
参考になりましたら応援クリックお願いします^ ^
↓ ↓ ↓
にほんブログ村