明日は１月最終日曜日、NN最終日となる。
NN最終日激励会のシュプレヒコールで思い出す、娘の受験のときの話。
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NNの最後の授業では１５分とか使って、壮行会というか激励会みたいなのがある。
全員がハチマキをしめて、「ぜえったい、絶対合格すぅぞぉ～、 オー、」「ぜえったい、絶対合格すぅぞぉ～、 オー、」みたいなのを叫ぶアレだ。シュプレヒコールだ。いかにも熱血系の早稲アカという感じだ。
ウチの娘は、こういうのが好きな類の人間だ。最後のNN帰宅後、家で上機嫌でコールの説明をした。大人になると、恥ずかしくてできないが、そこらへんは小学生といったところかもしれない。
正直なところ、その日のそっくりテストでの順位が合格圏外だったほうが心配だった。１月４回のそっくりテストで結局２勝２敗となり、五分五分だ。どっちに転んでもおかしくない。
上位クラスには結局上がれなかった。娘は十分にやっている、それでも上位クラスへの壁は厚かった。
前年のNNからの合格者数から見て、多分、今娘のいるクラスからは合格者はあまりでない。２５人中、３～５人ぐらいか。最悪０～１の可能性だってある。もっと多くの合格者が出ないかと数字を入れ替えてみるが、それでは意味がない。
NN最終日、あの激励会から家に帰ってきて、夜１０時ぐらいだろうか、使っていない部屋から娘の声というか大声が聞こえてきた。
「ぜえったい、合格するぞーオー、」「ぜえったい、合格するぞーオー、」
今日NN激励会でやった、シュプレヒコールだろう、
それにしても一人でどうしたんだろう？
自分に言い聞かせているのだろうか？
今日のNNの激励会でのコールがよっぽど気に入ったのか？
そっくりテストの結果が悪く、気がめいってしまったのか？
いくつか予想してみたのだが、それもしっくりこなかった。
娘の部屋は閉め切っているが、こちらの部屋まで聞こえてくる。近所迷惑にはならなさそうなので、ほったらかすことにした。
しばらくたって娘がリビングに戻ってきた。
特に聞かなかったが、娘からコールについて話をしてきた
「NN友達のAちゃんは、今日休んで激励会に参加できなかったから、今Aちゃんに電話して一緒にコールをやったんだよ、私が先生役で」
Aさんもウチの娘と同じNNのクラスで友達だ。
あー、なるほどね、理由を聞いて納得。それはいいことしたんじゃないか？Aさんも喜んだだろう。
学校別NNで一緒に授業というと、相手を蹴落とすとかそういうイメージもあるかもしれないが、そうではなく皆で乗り切ろうという絆のようなものがある。多分そういう指導をしているのだろう。
ウチの子、休んだ子のためにコールやるとか、いいところあるやん、と感心した。なんか受験勉強ばかりで最近使っていないココロの奥がほんわかしたのでした。
とまぁ、これを記事にできるのも、
（本当に運よく）二人揃って合格できたからなのだが。。。。
NN＝【なにがなんでも】って直球すぎ、だけど慣れるとこれしかない気がする。
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