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東大合格者数ランキングで「絶好調の翌年に落ち込んでしまう」説【筑駒/麻布/聖光】【桜蔭/渋渋は?】

【筑駒・麻布・聖光】東大合格者数ランキングで「絶好調の翌年に落ち込んでしまう」説【桜蔭・渋渋は?】

 この季節、東大をはじめとして、難関大学の合格者ランキングをよく目にするようになります。ウチでも最新の東大合格者ランキングを記事にまとめたりしました。これ→

 これを見ていくと、2019年に絶好調だった学校が今年2020年はあまり振るわない傾向があるように思います。

・2019年絶好調→2020年不調の例

①筑波大学附属駒場
元々大半が東大に入る学校だが
2019年の120人は多分、今までの最多人数。からの、翌年の2020年93人は
2013年以降、過去7年で最低の人数。

②麻布
伝統校かつ名門校、2019年の100人は、2004年以降で最多人数であり、久しぶりに3桁にのせた。そこからの今年の2020年の60人は多分過去最低人数だと思われる。好調一転、不調。

③聖光
2019年の93人は多分、学校創設以来の最多人数。ライバル栄光を引き離し、例年同じぐらいの人数だった海城、駒東を引き離したに見えたが。。。 
今年の2020年の62人は、過去7年間で最低人数。

④久留米大附設
2019年の50人で初のベスト10入り、学校創設以来最多人数。九州トップをラ・サールから奪還。一方、今年2020年は30人と4割減で九州トップをラ・サールに明け渡すことに。

・どうしてこうなるのか理由を(無理やり)考えてみる

 多分ですが、これ明確な理由はないのかもしれないです。学校の教育方針の変更とかもあるかもしれませんがはっきりとはわからないし、学校ごとに事情も違うと。それでもちょっと考えてみよう、、、と。

①単なる偶然、気のゆるみ?
 特に意味はなく単なる偶然説。実際には良い年の次でも落ち込まなかった学校もある。学校としての、絶好調での、気のゆるみが出たみたいなことを言われることもありますが、結果論のようにも思います。

②)本来浪人→翌年合格する人も、現役で通ってしまった。
 これはあるかなと思います。良かった世代の後が悪かった時に、よく言われることです。合格実績がいい時というのは、現役の合格者数が多く、さらに前年の積み残しというか、浪人生も多く合格したときに起こります。逆に、良かった次の年は、合格候補の浪人生が少なくなっているので、不振の年になるという考え方です。
 2020聖光は大幅減でしたが、浪人からの合格者は9人しかいません。

③医学系とのバランスの変化
 学年の学力レベルはかわっていなくても、医学系を狙う人増えることにより、その年の東大に合格できる人が減ってしまうという考え方。そうかなぁと。

④元の学力の違い。神の世代、谷間の世代
 同じ学校でも成績の良い世代と谷間の世代と言われるものはあると思います。高校野球でも日本代表でも谷間の世代とか言われることありますね。神世代に次に谷間世代が来てしまうのは偶然か、別の要因かはよくわかりませんが。

⑤女子合格率との相関
 例えば今年は女子の合格者率が少し上がっています。そのことと聖光・麻布の男子校の落ち込みは間接的には関係あるかもしれません。(といっても男子校でも増えている学校もあるが)

・来年どうなる

 今年絶好調だったのは近年最高の実績となった桜蔭、学校創設以来最高数となった渋渋。あと海城。とくに桜蔭、海城は絶好調という合格者人数です、これらの学校が来年2021年どうなるのかは注目です。

 また今年好調だった学校として、関西勢の西大和学園、東大寺学園がありますので、その2021年の変化も気になるところです。

 

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