12月上旬から埼玉の学校の出願が始まっていますので、12/27現在の状況を確認します。また日本一の受験者数を誇る栄東の状況も見ていきます。
埼玉県私立の出願状況
首都圏の私立中学出願状況は、市進Webで出願状況を見ることができます。
http://www.chu-jukennavi.net/pdf/sokuho22/saitama/saitama_s20211227.pdf
出願締切は受験直前に設定されている学校が多いですが、
前年と同じ日で出願数を比較します。受験日程ごとの出願数の増減は上記URLで確認することが可能です。
ざっくりまとめ
前回の2021年はコロナ禍、緊急事態宣言下での入試ということもあり、埼玉は10%程度出願数が減少しました。その反動もあり2022年は出願数が前年比で増えている学校が多いようです。城西川越、浦和実業、大宮開成、春日部共栄、埼玉栄、獨協埼玉あたりが特に増加傾向。一方出願が減っている学校は少ないかなぁという印象です。
男子校
城西川越:ほぼ全ての日程で増加。メインの定員の大半をしめる1/10,11は午前午後ともに大幅増加
城北埼玉:1/18を除いて前年比で8%~25%減少
立教新座:1月の1/25は前年比+2%とほぼ前年並
女子校
浦和明の星:前年比+3%でほぼ前年並。2000超えるかが目安
大妻嵐山 :概ね、前年比でプラス
淑徳与野 :前年比で9%のプラス
共学校
浦和実業 :男子は前年並み、女子はマイナスという傾向
大宮開成 :全日程で増加、1/12特待は前年最終数に到達。
開智 :日程ごとに異なるがほぼ前年並みか
開智未来 :日程により増減まちまち
春日部共栄 :全日程で前年比大幅プラス
埼玉栄 :1/11午前以外の全日程で増加
栄東 :前年比で増加傾向。東大IIが日程追加。
狭山ヶ丘 :全体的に男子マイナス、女子プラス傾向
冒平 :日程によりまちまちだが全体的には前年並
西武文理 :増加している日程が目立つ
東京農大三 :日程によりまちまち
獨協埼玉 :全日程10%-20%のプラス
星野学園 :おおよそ前年並
栄東の出願状況
・受験者数の多いA日程は20%程度の増加で、A日程は前年の出願数に到達。
・全出願数は9808とほぼ前年数近くまできている。
・一部若干のマイナスもあるが基本的には10~20%の増加。東大IIが日程追加。
・1月10日と1月11日の選択制は1月10日が1月11日の倍の出願
【中学受験202】栄東中学入試の出願における8つの注意点と10の気を付けること