都内中学の出願状況レビューですが、今回は共学校、共学校は数が多いですが見ていきます。
都内私立中の出願状況(共学校)
男子校・女子校編はこちら
東京都内私立中出願状況レビュー【男子校】～武蔵が人気、狙い目は駒場東邦、桐朋、立教池袋 - 中学受験の下書き
東京都内私立中出願状況レビュー【女子校】御三家では女子学院が人気。大妻中野、実践女子、中村、富士見も大幅増 - 中学受験の下書き
最新1/22のものを市進Webで見ることができます。
https://www.chu-jukennavi.net/pdf/sokuho22/tokyo/tokyo_sk20220122.pdf
なお首都圏の男子校・女子校・共学校のデータはこちらから見ることができます。
中学入試速報 2022｜出願状況・倍率・補欠繰上｜市進中学受験情報ナビ
都内私立中学(共学校)の出願状況ざっくりまとめ
・男子校、女子校と比較すると共学校は全体的に好調。
・前年同日比で伸びている学校は穎明館、開智日本橋、かえつ有明、國學院久我山、駒込、淑徳巣鴨、順天、成蹊。広尾学園小石川は前年トップからさらに伸びそう。
・付属校では上位の青学、法政、明明、早実などが弱い。
・前年共学化、校名変更を行った品川翔英、今年開設のサレジアン国際にも注目。
・前年人気化した日大は若干弱め。マスコミ報道も影響か。
共学校の各学校ごとの状況
https://www.chu-jukennavi.net/pdf/sokuho22/tokyo/tokyo_sk20220122.pdf
50音順
青山学院：前年同日比で男子-1%,女子-17%。出願まであと7日。女子に厳しい入試だが今年は女子が減るか。
頴明館：隔年傾向あり。前年大幅減を受けて今年はほぼプラスという状況。女子の出願出足が好調。
桜美林：前年同日比では全日程でマイナス。出足鈍い。
開智日本橋：前年女子が伸びたが今年は男女ともに好調。今年も女子の伸びが大きい。
かえつ日本橋：前年に引き続き伸びている。グローバル系に力を入れている学校は特に好調な模様。
慶應中等部：出願締切済。出願数の発表なし。
工学院大附：前年同日比のデータは出ていないが、前年同様伸びそうな感じ。
国学院久我山：前年は減少だったが、今年は前年同日比でほぼ全日程でプラス。
駒込：20年、21と伸びて今年も大幅に伸び増傾向。前年同日比で+30%前後の日程が多い。
サレジアン国際：星美学園から校名変更共学化。今のところ出足は鈍いが直前の駆け込み可能性あり。
品川翔英：共学化して2回目の入試。2/2,2/3,2/4の午後入試を新設。定員が多い2/1は前年同日比で2倍と人気高まりそう。
芝浦工大附：共学化2年目。共学化が浸透してきたが女子の出願が伸びている。男子は前年同日比で-15%ぐらいと出足鈍い。
渋谷渋谷：近年の進学実績を受けて出願の好調持続か。新興共学は好調な学校が多い印象。
淑徳：前年マイナスだったが、今年も前年同日比でさらにマイナス日程が多い。
淑徳巣鴨：近年の伸び著しく今年も10～30%の伸び。好調維持。
順天：前年はマイナスだったが今年は前年同日比で大幅に伸び。
成蹊：前年同日比では男女ともプラス。第1回は締切まであと2日。男女別定員。
成城学園：前年に引き続き大きな変化はなさそう。
青稜：前年は増加、今年は男子は前年並み、女子は3%～23のプラス。
創価：1/21出願締切、現時点で出願数発表なし。
玉川学園：一般日程は前年同日比でプラス。
多摩大聖ヶ丘：前年同日比でプラスの日程がほとんど。21⇒22で定員の変更あり。
多摩大目黒：前年同日比ではマイナスの日程が多い。21⇒22で定員の変更あり。
中大附：第1回入試は前年同日比プラス。第2回入試は若干のマイナス。
千代田国際：新設。現時点で出願数情報なし。
帝京大：前年は大幅マイナス、落としは前年同日比ではプラス日程が多い。
東京成徳大：前年はプラス、今年も前年同日比プラスが多い。
東京電機大：前年同日比ではプラス傾向。
東京都市大等々力：前年同日比でマイナスが多い。
東京農大一：前年は増加したが今年は前年同日比では前年並み。
東洋大京北：前年は大幅マイナス、今年もマイナスの日程が多い。
ドルトン東京：前年同時比で日程によりばらばら。
日大一：前年同日比で男子プラス、女子マイナス。
日大二：前年同日比でややマイナス。
日大三：前年同日比で男子マイナス、女子プラス。
八王子学園八王子：前年同日比ではマイナスが目立つ。
広尾学園：全体的にややマイナス。
広尾学園小石川：全体的にプラス。ただ前年同日比でインターの男子がややマイナス。それ以外はプラス。前年に東京都トップの出願数だったがさらに伸びそう。
文化大杉並：前年同日比ではプラス傾向。
法政大学：前年はプラス、今年は前年同日比でマイナスでいってこい状態
宝仙：前年は大幅増、今年は特待入試、理数インター②はプラス、それ以外はマイナス。
入試の型が多数あるので注意。
三田国際：本科をISC(インターナショナルサイエンスコース)と名称変更。出願増。
一方IC(インターナショナルコース)は前年同日比でマイナス。
武蔵野大：前年同日比で全体的にプラス。隔年傾向。
明治学院：前年増加で今年は前年同日比でおよそ横ばい。
明中八王子：前年同日比ではおおよそ前年並み。
明大明治：前年同日比では-13%～-4%と現時点でマイナス。
目黒日大：前年同日比で前年に続いて伸長。
目白研心：全体的に前年同日比で大幅プラス。
八雲学園：前年同日比で全体的にプラス、前年のゆり戻し。
安田学園：前年増加で今年は前年同日比で一般マイナス、先進特待は大幅プラス。
早稲田実業：出願締切済。男子-7%,女子-1%。前年に続いて減少。定員の変更あり。前年に引き続きのマイナス。
参考になりました‘ら、応援クリックしていただけるとうれしいです
↓ ↓ ↓
中学受験直前リンク
中学受験前・冬休み明けの３学期始業式は重要な日【１月の情報戦】
受験当日持ち物チェックリスト（親用、子供用） - 中学受験の下書き
中学受験『受験前日の準備と過ごし方』やって良いこと悪いことを解説
【中学受験2022】子供が受験後「できなかった…」のに合格、「できた！」のに不合格がよくある件
受験生が親からかけてほしい言葉、言われたらイヤな言葉TOP3
中学受験の直前期1月に学校を休むか問題を徹底解説【2022年withコロナ2年目】
「中学受験の直前期1月に学校を休むか問題」休んだウチのリアル体験談
入試直前の1月に学校を休んで勉強するかの判断基準【2022コロナ受験】
