中学受験の下書き

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【中学受験】進学校か付属校か、共学か別学か【いやいや大事】

どういう学校がいいとか正解はぶっちゃけないと思います。
そして志望校選びにはいろんな切り口があると思います。その中から大きく分かれるところである進学校か付属校別学と共学を考えたいと思います。
 
==目次
①選択肢の多い「進学校」か大学受験しなくてもいい「付属校」か
②進学実績の「別学」か華やかな「共学」か
===
 
①選択肢の多い「進学校」か大学受験しなくてもいい「付属校」か
 
進学校、付属校の大きなポイントはやはり大学受験があるかどうか、付属を選んだ場合、中学受験が進学先の大学を決めるてしまう場合もあります。早稲田のように付属ですが外部進学が多い、半付属という位置づけのところもあります。
 
大学が決まってしまうというのでもったいないという考えもあります。
MARCH付属に入る学力があれば、進学校に行けば早慶、国立は狙えるはずだという考えです。
例えば、女子でいえば、進学校の吉祥女子/鴎友/明の星/洗足、付属の青山/明明/立女
がY60-65あたりの同じ偏差値値ですが、たとえば、洗足の進学実績だと早慶+国立が約半分、MARCHだと7,8割とのことなので、MARCH付属だともったいない、というのはわかります。
 本人の性格、部活をどのぐらいやるのか、中学入試より難しい勉強への適正など、中高で伸びるタイプなのか、勉強しなくなるタイプなのか、本人の意向も踏まえた上で方向性を決めることになるでしょう。また2021年からはセンター試験に変わるテストとして、大学入学共通テストの導入が決まっています。思考力、判断力が必要になり、今までの知識詰込み型だと対応しにくくなる可能性が高くなります。お子さんはそのようなテストへの適正も考えましょう。
 
また、将来、特定の学部、職業を考える場合、付属だとその選択が取れずに、外部受験をする必要が出てくるケースがあります。たとえば将来的に医学部、医師の道を考える可能性があるなら、医学部のない大学附属は外すなど事前に考えておく必要があります。

 

②進学実績の「別学」か華やかな「共学」か
 
 別学、共学についてはどちらかというより、希望の強さですかね。最近は共学を希望する人が多いようです。共学がいいのか、別学でも構わいのか、むしろ別学の方がいいのか。ご家庭のスタンスを明確にしておきたいところです。
 
  文化祭などを見る限りだと共学のほうが華やかな印象があります。小学校で公立など共学だった場合、同じ共学のほうが安心感はあるかもしれません。
 
 もちろん別学にもメリットはあります、漫画二月の勝者にありましたが、勉強関連や鉄道研究会などの文科系のクラブは男子校のほうが、女子の目がなく思う存分活動できる、と書かれていました。確かにそうだと思います。共学が人気ではありますが、同じ偏差値帯の場合、男子の場合は、共学よりも別学のほうが進学実績が良いようにも見えます。いろいろな要因が絡むために一概には言えませんが。
 
 別学、共学はお子様本人の意向も考えた上で決めたほうがいいと思います、6年間過ごすのはお子様自身ですから。
 
この2つの掛け合わせで
別学x進学校 →御三家、豊島、海城、駒東、吉祥女子、洗足等
別学x付属校 →立教新座、早大学院、慶応普通部、立教女学院等
共学x進学校 →渋幕、渋渋、広尾等
共学x付属校 →慶応中等部、早実、明大明治、青山、中央附属等
と分類することができます。
 
共学かつ進学校の選択肢が少なく、別学進学校が選択肢が多い印象を受けます。
受験のときにどのカテゴリを中心に攻めるのか、考えておいたほうがいいです。
 

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