中学受験の下書き

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【中学受験】あきらめない組み分け対策

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昨日に引き続き、直前の組み分け対策です。「あきらめが悪い」のはとてもいいことです、最後までもがいて対策しましょう。

組み分けの仕組みについては
今からでもできる組み分け対策については

まず

①配点の大きな算数をやろう

 組み分けの場合算数の配点が200点と高いので算数を避けると全体的な点数も伸びません。計算問題、一行問題、応用問題まんべんなくやりたいところですが、前回も書きましたが授業、宿題で間違った問題を中心に解きなおすのが大事です。ある程度進んだから、週テスト問題集を時間をちゃんと測ってやってみるのもよいです。

②「勉強しろ、よりも、一緒に勉強しよう

 一緒に問題を解く必要はないですが、声掛けとしては一緒にというニュアンスが出るほうがいいです。勉強の主役は子供、親は勉強の指揮、管理をやりましょう。
 勉強しろ、と言われると逆にやる気をなくしてしまうものですので。
 人にもよりますが、親が引っ張る感じがいいかなと思います。

③親が組み分けの点数を教科ごとに予想しておく

子供の勉強を把握できていないと点数は予想できません。立てた予想は子供に言う必要もないですが、テストが終わった後に予想と実際の点数の開きを確認します。その振り返りをやると、点数がとれない理由がわかってきます。
 
 あと親が子供の勉強を見ている場合は、だいたい何点ぐらい取れそうかわかるものです。

 

④勉強の進め方

・算数、理科

予習シリーズテキスト、演習問題集、早稲アカ生はWベーシック
わからなければ予習シリーズのテキストに戻ってやる。
普段の授業、宿題でやった問題をやる。
問題をやる場合は必ず時間を測定すること。

理科で覚えるか迷ったときは、予習シリーズのテキストを確認すること。予習シリーズのテキストに出てきてないものは原則、出題されません。

算数は取れる問題と捨てる問題を意識しながら進めること。
組み分けは後半捨て問にしてもある程度点数ることができます。

・社会

演習問題集、まとめてみよう、Wベーシックを中心に。
穴埋め、一問一答などの問題を子供に持たせ口頭で回答させる、親は答えをもって答え合わせをする。20分100問ぐらいできる。
これぐらいを繰り返しやれば点数にも少しずつですが点数にも効果がでてきます。

理科同様予習シリーズのテキストに出てきていない項目は組み分けテストには出ないと考えてよいはずです。

社会は暗記項目が多いですが、暗記は、少量に分けて、時間を測ると良い。社会なら3分で10個覚えて、3分で10個覚えての繰り返し等。
暗記するには音読でも書いて覚えるでもその子供にあった方法を見つけてあげるのがよいと思います。

 

⑤子供は暗記することが苦手

子供は親が思うより勉強の暗記は苦手かもしれないです、せめて、
ゴロ合わせなりくだらなくてもいいから、覚えるとっかかりがないとダメですね。

例えば、歴史で
1914年 第一次世界大戦はじまる。
1941年、太平洋戦争はじまる
ですが、第一次世界大戦の1914年からから十の位と一のぐらいを入れ替えると、太平洋戦争の1941になり覚えやすい。

今気が付いたのですが、第一次世界大戦って、だい「いちじ(いちし”)」、って「いちし(14)」と入っているわけだから、第一次世界大戦自体に年号が入ってるようなもんですよね。このようなくだらなさすぎるほど頭に残ってたりするもんですよ。

 

⑥子供のやる気がない場合の対応について

これよく中学受験相談にも出てくる話題ですね。明確な答えというのはあまりみたことないですね。
私のおすすめは量のハードルを思いっきり下げる、そして明るく言うこと。
『計算問題1ページ、チャチャっとやっちゃおう!』という感じです。
できたら『次もいっちゃおうか』という流れ。

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月曜日学校や会社に行くのがいやになりますが、火曜日はそれほどでもありませんよね、最初の一歩というのは腰が重いものです、だから最初の1歩を軽いものにするのがお勧めです。

前回、今回と組み分け対策を書きましたが、一番難しい状態は先ほど書いた「やる気がない状態です。どんなに勉強法を工夫しても効果があがりにくくなります。
 
『馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない』というのはイギリスのことわざがありますが、中学受験に関しても言えると思います。
 家でやる気がない場合でも、塾の宿題はイヤイヤながらやっている場合だとまだ改善の余地はあります。