<2019/9/16更新>
塾を選ぶときは
・その塾が強いレベルと一致するか
・通いやすさ
・体験授業を受けた感想
・塾の方針、教え方の特徴
などをもって決めるのがよいかと思います。首都圏の大手塾の特徴を見てみます。
・その塾が強いレベルと一致するか
・通いやすさ
・体験授業を受けた感想
・塾の方針、教え方の特徴
などをもって決めるのがよいかと思います。首都圏の大手塾の特徴を見てみます。
今回はサピックスの紹介です。
首都圏大手で最難関・難関校にもっとも強い塾
ざっくり最難関校レベルが3割、難関レベル以上がさらに3割と大半がいわゆる上位校を目指す。
・教育理念は「『学ぶ』が楽しい、明日へ」
→親の管理・サポートが必要。5年までに8割方の単元が終わる。
→進度が速いので授業についていけなくなる可能性がある。
→進度が速いので他塾にうつる場合に抜けができない。
→転塾の負担は少なめ。
・塾側からのサポートは限定的
→ざっくり面倒見は期待できない。ドライというか。塾と二人三脚という感じではないです。塾にあれやこれや言われるのは嫌だという方には良いと思います。子供のサポート、学校選びなど親の関与がかなり必要となります。親のやる気が違う塾ともいえます。
→ざっくり面倒見は期待できない。ドライというか。塾と二人三脚という感じではないです。塾にあれやこれや言われるのは嫌だという方には良いと思います。子供のサポート、学校選びなど親の関与がかなり必要となります。親のやる気が違う塾ともいえます。
・授業時間・拘束時間は短め
→お弁当の準備は不要。日能研、早稲アカはお弁当か軽食が必須です。
→レベルが高く量も多いので楽というわけではない、むしろ大変。
→お弁当の準備は不要。日能研、早稲アカはお弁当か軽食が必須です。
→レベルが高く量も多いので楽というわけではない、むしろ大変。
・応用問題・発展問題など思考力を鍛える問題が多い
→レベルが高いということもありますが思考力を鍛える傾向
→レベルが高いということもありますが思考力を鍛える傾向
・宿題がやたら多い
→ただ宿題のチェックは早稲アカ等よりはゆるいようです。やるやらないは本人の自由の面があります。
→教材の管理が面倒、どこにあるのはわからなくなる。勉強の進捗などだけでなく、プリント冊子の管理も親がやる必要があります。
→その日のテキストがその日に配られるので先取りなど自分のペースではしにくい。ただ他塾でも予習してくる人はほぼいないので問題といえないかも。
・テキストが本ではなくプリントベースの冊子で授業が進められる
→1回毎に完結するデイリーサピックスというプリント冊子。→教材の管理が面倒、どこにあるのはわからなくなる。勉強の進捗などだけでなく、プリント冊子の管理も親がやる必要があります。
→その日のテキストがその日に配られるので先取りなど自分のペースではしにくい。ただ他塾でも予習してくる人はほぼいないので問題といえないかも。
・テキストの解答、解説が丁寧ではない。
レベルが高い生徒を相手にするから不要と考えているか。・全体のレベルが高いために、サピックスの偏差値は四谷大塚・日能研より9ぐらい下の値になる。例えば桜陰偏差値 サピックス62、四谷大塚71
・1クラスの人数は15人から20人程度。
・マンスリー、組み分けなどのテストでクラスが頻繁にかわる。
・面談などは少ない。
・校舎は早稲アカ、日能研などに比べると少なめ
→電車での通学が必要なケースも。・費用は高め。
・学習進度が速く家庭学習に頼る面がある
→ついていけない場合には親、親が対応できないなら、家庭教師・個別教室などが必要になる。
α1、α2、、、、C,B,A
・他塾を意識する必要がない
→最難関、難関校を受験する場合、他塾はサピックスの動向を伺う、というか意識する必要があります。学校別模試の精度の違うと思います。学校別対策も「サピックスはどうなんだろう?」と意識する場面は多いです。サピックスならそれも不要。・定員
一部校舎では満員のため入塾できない、入塾テストを受験させてもらえない。なかには小学校1年時点で満員になる校舎すらある。低学年から席を確保するご家庭も。
ここから言えること
①親の負担が大変。
まずプリント整理、そして速い進度についていくためのサポート。
子供が勝手に勉強するタイプでない場合、親のサポートが一番大変です。
逆に子供、親ともにモチベーションが高く能力があるのでやっていけるという面もあります。
子供が勝手に勉強するタイプでない場合、親のサポートが一番大変です。
逆に子供、親ともにモチベーションが高く能力があるのでやっていけるという面もあります。
②圧倒的な実績と充実したカリキュラム
上位層、家庭学習の負担大など人を選ぶというか条件があるが、
実績は圧倒的。カリキュラムにも定評あり。
最上位を目指すならサピックスという考えがある。
③塾側、親側ともに最難関校を目指す
思惑が一致しており、ある意味無駄がないです。
塾として最難関を目指すが徹底している、割り切っている。
ついていけなくなった場合のサポートは非常に限定的です。
④校舎ごとのばらつきは少ないビジネスモデル
・デイリーというプリント冊子教材、
・拘束時間が短い、塾弁不要
などこれは校舎ごと、先生ごとの影響は少ないビジネスモデルです。
〇〇という評判で塾を選んだが、実際入ってみるそこまでではなかった
ということが、(比較的ですが)起こりにくい。
サピックスの特徴は
・生徒のレベルが高く上位層が厚い、・デイリーというプリント冊子教材、
・拘束時間が短い、塾弁不要
などこれは校舎ごと、先生ごとの影響は少ないビジネスモデルです。
〇〇という評判で塾を選んだが、実際入ってみるそこまでではなかった
ということが、(比較的ですが)起こりにくい。
難関校を志望するならサピックスという考えがありますが、当然のことながらサピックスに行くだけで成績あがるわけではありません。