首都圏模試の2020年中学入試7月度 予想偏差値一覧が発表になりました。先日の男子に続き女子についてです。
男子の記事は、
【早稲アカ】首都圏模試2020年中学入試予想偏差値・男子7月版
今回発表された、女子の予想偏差値は以下
①首都圏模試の特徴
首都圏模試は中堅校、一般校に強い模試と言われており、サピックス、四谷、日能研のオープン模試より高い偏差値がでます。
四谷と日能研がだいたい同じでSAPIXがそれらより7-9低く
首都圏はそれらより8-11ぐらい高い偏差値になるようです。
主な上位校の偏差値は以下となっています。
桜陰 77
女子学院 76
渋谷教育学園幕張① 77
慶応義塾中等部 77
豊島岡女子学園①②③ 76
栄東(東大) 75
渋谷教育学園渋谷① 73
雙葉 73
洗足学園① 73<2科目>
フェリス女学園 73
浦和明の星① 73
市川 73
首都圏模試は中堅校、一般校がメインであり上位校の偏差値はそれほど当てにならないかもしれないですが、他模試同様の顔ぶれとなっています。概ね2019年の入試結果から変わらない偏差値となっていますが、2020年に新設された入試の偏差値が追加されています。
田園調布学園:2/1PM 算数1教科 偏差値61
富士見:2/2PM 算数1教科 偏差値63
湘南白百合:2/1 PM 算数1教科 偏差値61
聖園女学院:2/5 AM 2教科 偏差値54
新設は午後受験x算数1教科入試がメインです。午後というキツイ時間帯でも、算数1教科ということで負担が少なく、算数の受験時の成績は大学合格実績にも直結するというデータがあるため、受験者側、学校側ともにメリットがあります。
算数1教科入試は以下の記事も参考にしてください。
青山学院は2020年2月2日が日曜日のため、2020年は2月3日に入試が行われます。女子の難易度は偏差値71(男子69)の予想です。
男子と女子を募集する場合は基本的には女子の難易度のほうが高くなります。これは上位校の定員数などによるものですが、近々記事を書こうと思います。
男子、女子ともにいえることですが、模試ごとに偏差値は異なり、学校間の比較でも首都圏模試ではA校がB校より難しいが、別の模試では逆というケースもかなり多いです。模試を受ける受験層や他模試の偏差値も確認しておいたほうがよいと思います。