制服がない学校は、生徒の自主性にまかせた、いわゆる自由型の学校です。
校則なども厳しくなく、髪型や髪を染めたりすることにも寛容な学校が多いようです。
東大合格者数の上位の開成以外の、筑駒、麻布、灘はいずれも制服がない学校です。他都立、国立の名門校にも制服がない学校が多数あります。
今回制服がない学校について調べたところ、
以下の特徴がありそうです。
(1)伝統ある進学校や付属校、国立・都立・県立の一貫校、いわゆる名門校が多い。
(2)男子は制服があるが、女子は制服がない学校や、ある程度の型はあるがその中での私服が認めらている学校などもある。
(3)標準服、制服にあたるものがあり、式典などはそれを着て、普段は私服の学校などなど。
→結局、その標準服で普段の日も登校する、ということが結構あるようです。
全体的に、比較的カジュアルな服装で登校する人が多いようですが、
女子は制服「風」の恰好、いわゆる「なんちゃって制服」で通う人も結構多いみたいです。
制服がない、私服通学可のメリットとデメリットを考えます。
<メリット>
・自分の好きな恰好ができる、ファッション好きだといろいろな服装が毎日楽しめる。個性を出せる。
・暑がり寒がりなど個人に合わせたり、幅広い気温にも対応可能。夏などは汗をかきにくい服など機能性でも選べる。
・気にしなければ、服代があまりいらない。
・学校によっては、女子の場合スカートではなく、パンツも選べる。
・街を出歩いても学校がばれない。
<デメリット>
・着回しなどに気を遣う。 おしゃれではない人、興味がない人には結構苦痛。
・ある程度のおしゃれ度合、体裁を保とうとするとどうしても服代がかかる
・センスがないと制服以上にキツイ。
・学校全体の統一感というか、少なくとも見た目の統一感にはかける。
こんなところでしょうか、ファッション好きな人にはよさそうですが、服に悩んだりというデメリットもありそうです。
制服がない中学校一覧
〇私立・東京都内
・麻布中学校・・・港区の私立男子校。男子御三家の一つ。
・武蔵中学校・・・練馬区の私立男子校。男子御三家の一つ。
・桐朋中学校・・・国立市の私立男子校
・女子学院・・・千代田区の私立女子校。女子御三家の一つ。
・慶応義塾中等部・・・港区の私立共学校。
・恵泉女学園中学校・・・世田谷区の私立女子校。華美でない清潔な服装に、校章をつけて通学とのこと。
・立教女学院中学校・・・杉並区の私立女子校。
・国立音楽大学附属中学校・・・国立市の私立中学。共学校。「こくりつ」、ではなく、「くにたち」です。
・明星学園中学・・・三鷹市の私立中学。共学。
・和光中学校・・・ 町田市の私立中学。共学。
・自由学園女子部中等科・・・東久留米市の私立中学。共学。女子部のみ私服。ブラウスとスカートが基本。
・成城学園中学校・・・世田谷区の私立中学。共学。女子のみ私服。えり、そでのついたもの。学校設立経緯の違いから女子のみ私服とのこと。
・玉川学園中学部・・・町田市の私立中学。共学。男子は制服あり。女子は規定があるが私服。えりがあるものとスカートが基本で結構細かく規定あり。
〇国立 東京都内
・筑波大学附属駒場中学校・・・世田谷区の国立男子校。いわゆる筑駒。
・東京学芸大学附属国際中等教育学校・・・練馬区の国立中等教育学校。共学校。
・東京学芸大学附属小金井中学校・・・小金井市の国立中学。共学校。
〇東京都立
・都立武蔵中学校・・・武蔵野市の都立共学校。
〇神奈川県
・公文国際学園中等部・・・横浜市の私立中学。共学校。
・川崎高等学校附属中学校・・・川崎市の市立一貫中学。共学校。
・横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校・・・横浜市の市立一貫中学。共学校。
〇埼玉県、千葉県
・自由の森学園中学校・・・埼玉県飯能市の私立中学。共学校。
・大宮国際中等教育学校・・・さいたまの市立一貫校。共学校。
・千葉大学教育学部附属中学校・・・千葉市の国立中学。共学校。
制服の有無はファッションに気を遣う人には気になるところだと思います。
また、女子は制服のかわいらしさで人気度も変わってくるようで、大事なポイントなのだと思います。制服の有無の校風の一部と考え見ると学校側が生徒に求める資質というのも見えてきます。志望校選びの一要素と考えてみましょう。
ちなみに個人的には私はファッションに全く興味がないので制服があるほうが助かります。
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