中学受験の下書き/旧中学受験ラボ

おっさんが中学受験について語ったり語らなかったりします。

【中学受験】地方校の首都圏会場入試を検討する、メリット・デメリットも

イメージ 1

首都圏会場入試の特徴、メリット、デメリットをおおざっぱに説明します。
地方にある私立中学が首都圏でも会場を設けて入試を行うことで、その学校に進学する際には学校の寮に入ることになります。全体的に中学入試の多様化が進んでおり、地方校の首都圏会場入試も選択の幅が広がっています。

(1)基本的には2月の前哨戦としての受験が圧倒的に多い

もちろん希望順位が高いこともありますが、基本的には2月の本番に向けての前哨戦、前受けとして受験するケースが多いです。
 1月受験は埼玉、千葉が有名ですが、たとえば神奈川など埼玉、千葉から距離があるところに住んでいる場合、合格しても通う予定がないなら、地方校の首都圏入試のほうが前泊しなくてよいなどのメリットもあります。

(2)1月だけではなく12月受験の学校も。

まず模擬試験と本番試験では違います。模擬試験では力を発揮できたが本番ではどうにもうまくいかなかったというケースがあります。その適正があるかないかは本番の試験でしかわかりません。事前に適性がわかっていると対策もできます。

(3)概して教育熱心な学校が多い。

首都圏で入試を行うのは学校にとっても負担です。それだけレベルの高い子供に来てほしいと思っている学校です。
特に進路を中心に教育熱心な学校が多い傾向があります。前受としてだけではなく、万が一全落ちしたらお世話になるという意識で、学校選びの候補として検討するのもありだと思います。

(4)寮生活になる。

首都圏入試で地方の学校に進学する場合の最大の壁は寮生活になるということです。基本的に家族と別に6年間暮らすことになり影響は大きいですが、自主自立を促す、小学校時代から切り離して中学校生活を送ることができるなどのメリットもあります。

(5)志望校の幅が広がる。

地方校まで入れると志望校の幅が圧倒的に広がります。たとえば早稲田の付属は首都圏では高偏差値のため
狙える層も限られていますが、地方校の早稲田佐賀早稲田摂陵はまだそこまで高い偏差値ではありません。
ただ大学への内部進学の枠が限定されていることがありますので注意が必要です。

(6)受験するとなればデメリットもある

・過去問を解く、受験のために1日使うなど時間を使ってしまう
 志望順位が低いならば、対策をしなくてもよいようにするべきです。
・受験に行くことよるインフルエンザリスク
・合格して気が緩むことも
 行く予定がないのに、合格で気が緩んで後の受験に影響があるようでは本末転倒です。
・受験料がかかる

→これらのデメリットは1月の埼玉校、千葉校でも同じです。
受験をするというだけで、一定のデメリットも存在してしまいます。メリット、デメリットを考えて決めましょう。 

(7)首都圏会場入試の会場

合不合判定テストなど塾主催のテストは、その塾の校舎か、私立中学校が多いと思います。地方校の首都圏入試の会場は、大学のキャンパスか、いわゆるセミナーなどを行う貸会議室、オフィスビルがほとんどです

(8)12月1月に首都圏会場で入試を行う地方校。

日程は別途ご確認ください。

西大和学園(奈良)
北嶺(北海道)
土佐塾(高知)
愛光(長崎)
佐久長聖(長野)
海陽(愛知)
片山学園(富山)
札幌聖心女子学院(北海道)
不二聖心女子学院(静岡)
函館白百合学園(北海道)
秀光(宮城)
長崎日大(長崎)
宮崎日大(日大)

地方校の首都圏会場受験はデメリットもメリットも存在します。
両方をよく考えたうえで検討したいものです。