中学受験の下書き/旧中学受験ラボ

おっさんが中学受験について語ったり語らなかったりします。

【付属校vs進学校】大学付属校を考えるときに『我が子を客観的にみて』確認する4つのポイント

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2020年から始まる大学入試改革や、首都圏の私立大学の定員厳格化を受けて大学の付属校が人気となっています。これ以外にも理由がありそうですが、今日は長いんで、さらっと流します。

(1)付属校のメリット、デメリットを考える。

メリット
・内部進学で大学にま上がれる、その割合は学校による
・友達と大学までは一緒になる可能性が高く、一生の友達となりそう。
・受験が基本的にないため勉強だけにとらわれず、好きなことに打ち込める
・全体的に楽しくすごせそう

デメリット
・内部進学から漏れると、大学受験は進学校よりはるかに大変
・進路変更等で希望の学部がない、希望の学部に進学できない可能性がある。
・基本的に同じ集団のまま大学まで行くので外部からの刺激はが少ない
・全体的に勉強がおろそかになりそう、留年もあるみたい。

みたいな感じでしょうか、いつもは少し掘り下げて考えるのですが、今日はさらっとスルーして次に行きます(笑)

(2)付属校、進学校の話になると掲示板やSNSでよく言われること。

付属校、進学校の話だと以下のようなことが言われます、どうなんでしょうか?

・たとえばMARCH、早慶の付属校に行くのなら同じレベルの進学校に行けばそれ以上の大学に入れるはず。
・付属校でも進学校でも勉強は必要、付属校に入っても安心できない、それなら進学校でいいのでは。
・付属校から内部進学した人は、外部から大学受験を経て入学した人より学力的に劣ると言われる?
・12歳で大学まで決まってしまうのってどうなの?

さすがにいつも議論されている内容だけあって、どれもなるほどなぁと思うことです。これも近日中に掘り下げましょう。今回はこれもスルーします。

で、前置きがずいぶん長くなりましたが、スルーしまくりでここまで来ました。
今日はお話する本題は・・・

(3)付属校、進学校を考えるとき『我が子を客観的にみて考える4つのポイント
 
これです。我が子をよくみて考えようという話です。
 
①親『この子は中学に入って、また高校に上がってちゃんと勉強するのだろうか?』
②親『この子の学力的ピークはこの先くるのだろうか。先伸びタイプか、後伸びタイプか?』
③親『この子は医者(医歯薬学部への進路)を希望しないだろうか、言いだしはしないだろうか?』
④親『そもそも、この子は文系に進むのだろうか、理系に進むのだろうか?』

付属校、進学校どちらが合ってるかは親の考え方や、子供によっても違うと思います。

上の①~④を考えます。

①親『この子は中学に入って、また高校に上がってちゃんと勉強するのだろうか?』

中学受験時は12歳、生意気になってきたとはいえまだ親の言うことを聞く年齢です、親が子供を勉強させることもある程度できると思いますが、これが、中学生、高校生になると、子供は親の言うことを聞かなくなります。

お子さんは継続して、自主的に勉強を続けられるでしょうか。

②親『この子の学力的ピークはこの先くるのだろうか。先伸びタイプか、後伸びタイプか?』

①にも絡む話ですが、中学受験が終わって、中学生、高校生となっていくとお子さんの成績はどうなるでしょうか。中学受験がピークですかね、それともまだ伸びそうですかね?
中学受験を塾なり親の力でなんとか合格したのはいいが、本人の能力は中高生で伸びそうでしょうか。頭打ちや深海魚ということはないですかね。
一方、男子も女子もですが、精神的成長が伴ってきたせいか、中学に入ってから、大幅に伸びる子がいます。英語が入ること、算数が数学になること、各分野が専門的になることが関係しているかもしれません。お子さんは後のびしそうでしょうか?

③親『この子は医者(医歯薬学部への進路)を希望しないだろうか、言いだしはしないだろうか?

今は全く興味がなくてもこの先わかりません。
付属で医歯薬系の学部がそろっているところは少ないです。
医者になりたいと子供が言い出すと、外部受験が必要になりますし、見込みが違ってくると思います。そして実際医歯薬系に行くという理由での外部受験ってかなり多いんですよね。ちなみに慶応の医学部は内部進学でも外部進学と同じぐらい難しいです。12歳→18歳、6年間で大人の考えはほとんど変わりませんが、子供は大きく変わりますよ。

④親『そもそもこの子は文系に進むのだろうか、理系に進むのだろうか。
付属校を持つ大学は基本的には文系学部が多いです。内部進学で大学に進学する場合、理系だと選べる学部が少ない、場合によってはないということもよくあります。
特に理系に進む可能性がある場合は要注意です。総合大学で学部の数が多い
GMARCHの大学でも立教、学習院には理系としての学部は理学部のみ、青山は理工学部のみしかないと思います。

また、文系は「大学学部」と「就職先、職種」にそれほど相関はないのですが、
理系は入った学部や学科によって大きく変わります。つまり大学の学部が、将来の職種に影響する可能性が(文系よりはかなり)高いです。

医者、薬剤師、歯科医とかはその学部に入らないとまずなれませんしね。
理系の場合、付属に入ったが興味のある学部がなかったということにもなりかねません。

お子さんを客観的に観察してみてください、付属校に合いそうですかね、合うならどこの付属がよさそうですかね。将来のことも考えた上で考えてみてください。