中学受験の下書き

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中学受験の夏の旅行は避けたほうがいい本当の理由

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夏になると良く出る話題が、受験生の夏に旅行にいってもいいですか?問題です。結論からいうと、避けたほうが良いのでは?来年の春休み、夏休みにしましょうが回答になります。

まずいくつかよくでる質問の回答します。

・旅行は春休み、夏休み、いつまで行ってもいいですか?
→私は6年の春休みかなと思いますが、旅行の長さにもよると思います。

・5年生だけど夏休み旅行にいっていいですか?
 旅行に行くことをお勧めします。夏中塾にいるのはしんどいです。自宅に閉じこもって勉強するのもお勧めできません。
 旅行でなくてもいいので自分の好きなこともやりましょう。世界遺産や社会の勉強につながるともっといいですが、こだわらなくてもよいです。

・塾の合宿は旅行のかわりになりますか?
本人次第ですが、夏の旅行の代用として、塾の合宿に参加するのはいいと思いますよ。楽しいでしょうし、思い出になります。ただ塾の合宿にいったから成績があがるとかは思わないほうがいいです。

で、本題受験の夏に旅行は避けたほうがいい本当の理由

塾から夏休み40日で勉強時間400時間とか言われませんか?時間だけではないですが、40日で400時間やるのは結構大変です。

結論としては、6年の夏ならば旅行は我慢です、受験が終わった後の春休みや来年の夏休みにしましょう。これははですね、旅行中勉強できないということより、一番問題なのは、今までやってきた、勉強のペースが狂ってしまう人が非常に多いというのが理由ですね。このペースを戻すのは成績上位者でも結構きつく時間がかかってしまいます。

例として、1泊2日で旅行に行く場合を考えます。これだと勉強できないのは2日と考えたいところですが、ほとんどの人がそれではすまないんですよね。
旅行前は、サンダル買わなきゃとか、バックがいるなとかで買い物にいったり、観光地の下調べ、食事の場所とチェックしたり、と、家中が旅行モードになって勉強の効率が下がります。家中で旅行の準備をしている中、一人で勉強はできないものです。

旅行後は、お土産配ったり、とった写真みたりとかで勉強しはじめてもなかなかペースがつかめません。翌日から頑張る予定だったのが1日、2日と時間が過ぎ、
気が付いたら1週間ぐらいダラダラしてしまうということはよくあることです。

後、大事なこととして、受験の夏は旅行に行ってもいいですか?と質問する人ほど、勉強モードに戻すのが大変な人ということです。

このようにイベントの後に勉強モードに戻すのが大変なことは他にもあります、
たとえば、テレビの公開番組とか、ライブに行くとかね。これは余韻に浸ってしまって勉強モードになかなかなれません。

夏休みでなくても、たとえば運動会とか学校のイベントとかが入ってそこから勉強モードに戻すのが大変だったことありませんか?

そして、勉強モードに戻すのは若干のコツがあります。

最初の1歩をできるだけ、軽いもの、短時間でできるものにしてそれを旅行から帰宅した日にやることです。

最初にやる勉強は重いものは避けてください、国語の読解、算数の応用問題とかさけるべし。算数の計算問題、1行問題とかいいですね。あと、手を動かすもののほうがいいです、それを20分でも30分でもいいから帰宅日にやることです、

それをやることによって次の日のハードルがぐっと低くなります。勉強を先延ばしにすればするほど勉強モードにもどりにくくなります。
ズルズルといってしまうパターンは、やらなくちゃと思いつつ面倒だな、テキストどこやったっけかな、とか言いながら少しずつ先延ばしにすることです。
そのうち日ごろならなんでもない、テキストを開くのもおっくうになってしまいます。

旅行に行く前に、テーブルに1行問題5題ぐらいを印刷し、机に出しておいて、旅行から帰ったきたときにすぐにやるとかいいと思います。

あと家族全体がダラダラすると子供もダラダラしてしまいます。
帰りの車の中で印刷しておいたあれ帰ったらやろうとかいう会話をしておくとよいです。とにかく、帰宅した日に少量やっておくと次の日からの勉強が楽になります。

勉強モードに戻れずにズルズルいってしまうのは、誰にでもあると思います、自分は〇〇の後はにそうなりやすいと意識するだけでも違います、気分転換も時として必要ですが、そこからどうやって勉強モードに戻すかという練習もしておくといいですよ。