夏期講習の前期が終わったぐらいでしょうか。
基礎作りや弱点補強が良いと思うのですが、中だるみしているかもしれません。
そこでイベント感あふれる?実際の入試問題を解いてみてはいかがでしょうか。
だいたい四谷大塚の偏差値で45~60ぐらいの人におすすめです。
普連土学園算数1科目入試を本番形式で解いてみる
志望校の過去問とかやり始める人もいるかもしれませんが多分とけません。逆にスイスイ解けるようだと志望校の選定が低いのかもしれませんよ。
(1)なぜ普連土なのか?、理由があります。
・基本1行問題でとっつきやすい。現時点でも解けるほど良い難易度。合不合より解きやすく、5年でやっても問題ないでしょう。
・受験本番形式で合否の厳しさを知る→たった50分で合否がはっきりでます。
・1教科、50分50問(1問1分)とわかりやすい→ごまかしがきかない。
・実際の受験の合格最低点、合格者平均点、受験者平均点のデータから現時点での自分の立ち位置を知ることができる。
(2)普連土学園算数1教科入試の四谷偏差値
ちなみに普連土学園算数1教科入試は2019年結果偏差値で以下の通り。
合格可能性80% 偏差値57
合格可能性50% 偏差値54
2020年は1~2程度あがりそうです。算数1教科ということもあり偏差値が低いわけではないですが、自分の今の偏差値と比較してざっくりした目標をたてて臨みましょう。
ちなみに普連土学園とは。。。
『「誠実」「簡素」を教育理念とし、1学年3クラス120名という少人数教育により生徒一人ひとりを大切にするミッション系中学校。設立は1887年の伝統校』です。
(3)問題、解答用紙をダウンロードする
2019年2月の算数1教科入試問題、解答用紙、解答は学校HPよりダウンロードできます。
解答はありますが解説はありません。すみません。
(4)算数1教科入試のやり方
・問題用紙、解答用紙をダウンロードして使うこと
・試験本番と同じようにやること。
→時間を秒単位できっちり測って静かな場所で実施すること、中断しない。
・採点は親がやること→子供はごまかします。
・机の上には時計と筆記用具のみ→本番と同じに
・時間をめいっぱい使うこと、時間前に採点に入ったりしないこと
→最後の最後まで粘る!
・合格発表をやること、2019年の合格最低点は70点です。
68点以下は残念ながら不合格です。
(5)2019年度(2019年2月実施)入試結果データ
募集20人
志願者299人
受験者数274人
合格者数145人(追加2人含む)
入学者数15人
倍率1.9倍
合格者平均点 78点
合格者最低点 70点
全受験者平均点 68.1点
(7)試験が終わったら
問題はどう感じたでしょうか。他の学校の過去問より取り組みやすいと感じるのではないでしょうか。比較的簡単で特に序盤は落とせない問題が続きますが、ただし50問50分と時間がありません。時間で苦戦したかもしれません。
現時点で合格最低点まで到達できる人は算数の得意な人に限られるかもしれませんが、70点(50問中35問正解)に到達するにはどこが正解すればよかったか、時間をどう使えばよかったかといろいろ見えてくるのではないでしょうか。
この試験での合格までの距離感、足りていないところが見えてきたと思います。それが収穫です。
以下のような感想はありませんか?
・ケアレスミスをしてしまった
・1つの問題に時間を取られてしまった
・落ち着いたら解ける問題だったが時間がなく自滅した。
・時間の使い方を間違えた
これらのことは来年2月の本番でも起きることなので復習もやりましょう。(学校HPには解答だけで解説がありませんが。)
2回目やったら簡単に解けた、時間があれば解けたという問題もおおかったはずです。今回×だった問題を〇にするのが課題です。暑く忙しい夏ですが本番形式を体験して自分の立ち位置課題を明確化し対応していくことが大切です。
ご参考 算数1科目入試はあり?最近増えている事情と入試における影響【巣鴨世田谷学園攻玉社】