暑いですね。今日はデータの話です。
データの話題をツイートすると多くの人に見ていただける傾向があります。
都内私立中学の偏差値ごとの共学校、男子校、女子校の数について
(1)まず全部をカウントする。
都内私立中学校の数は180校、多いですね。
そのうち23区内にある学校が135校、23区外が45校です。
ちなみに都内の国立は8校、公立中高一貫校は11校です。
神奈川県で59校、埼玉県で30校、千葉県で23校ですから23区内が突出して多いのがわかります。
都内私立中 180校
共学校 81校(45%)
男子校 32校(18%)
女子校 67校(37%)
共学が約半数。男子校は女子校の半分の数と思ったより少ない印象。
ここ何年かで別学校の共学化が進んで、共学校の割合が一番多くなったと思われます。それまでは女子校の割合が一番だったのでしょう。
(2)四谷偏差値50以上に限定すると
都内私立中 63校
共学校 20校(32%)
男子校 21校(33%)
女子校 22校(35%)
共学が一番少なくほぼ3等分。男子校の占める割合は18%→33%と倍近く増えた。
(3)さらに四谷偏差値60以上に限定すると
都内私立中 28校
共学校 7校(25%)
男子校 10校(36%)
女子校 11校(39%)
共学が一番少なくなった。男子校の占める割合が18%→33%→35%と偏差値が上がるにしたがって上昇。男子校、女子校の数はおよそ同じ。
男子校、女子校の別学校の存在感が大きくなった。
近年共学化に踏み切る学校が多いが、その多くは偏差値帯が低い学校が多いようだ。あとは大学付属とか。
高偏差値帯の学校は別学の割合がまだ主流だ、ただ共学化すると偏差値が上がる傾向がみられるため今後は高い偏差値帯でも共学校の割合が増えるものと思われる。
注)偏差値データ:2018年度入試 四谷大塚結果80偏差値より、試験日・男女別の偏差値のうち、もっとも高い数値を表示