(1)管理型が多い
進学実績が伸びている学校は大半が管理型です。宿題もでるし小テストも頻繁にやります。長期休みや放課後の補修や成績が振るわない場合のフォローアップも丁寧に行われることが多い。
学校としてそういう生徒サポートに熱心です。先生としては大変だと思いますが。。。
面倒見が良い学校とも言われます。管理型というより面倒見が良いのほうが語感がいいですね。 実際、入学偏差値が高くなくても丁寧にコツコツやっていけば大学受験のときには上位レベルの大学への進学が見えくることも多いです。
(2)学校説明会で進学に関する話、情報が多い
洗足学園は大学の合格者の人数だけでなく、学校内の成績の上位から下位までの大学受験の結果、進学先を冊子にして配布していました。
合格者数ではなく、実際の進学先に言及しているところは進学先を重視しているといえます。
東大に何人入った、国立医学部に何人入ったということよりも、学校の上位~下位までの実際の進学先とかが知りたいのではないでしょうかね。
(3)カリキュラムが練られている
海外研修、留学制度や語学教育、アカデミックなプログラムの設置など。ネイティブスピーカーによる語学授業とか。
教育意識が高い親、子が興味がありそうなカリキュラムを準備しています。
(4)学校説明会が熱い
進学実績に力を入れようというところはまず良い受験生を取りたいと考えるので学校説明会からやる気が違う、ように思います。
何校か行ってみると、この学校はやる気があるなぁというところが見えてきます。
(5)クラブ活動が限定的
クラブ活動の活動時間、日程とかに制限がある場合があります。運動部が少なかったりとか対外試合とかもあまりなかったりとか。
元々学校も生徒も受験とかの意識が高そうなのでそれでいいんでしょう。進学実績に力を入れている学校かどうかは微妙ですが、桜陰は8月登校禁止だったかと思います。
クラブ活動が限定的なことがいいかどうかはまた別の話ですが。
(6)入試制度に幅がある
進学実績に力を入れようと考えた場合、レベルの高い生徒に入ってきてほしいので、
午後入試、教科数を絞った入試、回数が多いなど、入試制度に幅がある。
これらのことにより中学入試の受験生が集まる
→中学入試の偏差値が上がる
→ポテンシャルのある子が入り、伸びる
→大学進学実績も上がる
→中学入試の受験生が集まる
→以下、繰り返し。
(7)共学別学
共学が人気ですが、学力を伸ばしてくれた学校ランキング、のようなものだと別学のほうが伸びる傾向があるようです。勉強により集中できるとか、別学のほうが指導がしやすいともいわれています。
志望校を選ぶ際、偏差値や大学の合格実績を気にする場合が多いと思います。進学に力を入れている場合でも、国公立合格が多い、早慶が多い、MARCHが多いなど学校により特徴ががあるのでそこを見極めた上で学校を選ぶほうがよさそうです。