来週からは2月となり東京・神奈川の中学入試がはじまります。
受験を志して数年、ついにこの日がやってきたという感じではないでしょうか。
親の注意事項とか、気を付けることとか、やるべきこととかをまとめてみました。
子どもの受験結果に対して受け止める覚悟を持つ
これは大事なので一番最初に書きました。親にとって大事なことは
「どんな結果がでてもそれを受け止める覚悟」を持つことだと思います。
言われなくてもわかっている、という声も聞こえてきそうですが、
その覚悟を父親と母親で共有しておくべきです。
実際に口に出してみると、覚悟がよりはっきりできるはずです。
倍率は気にしない
これも大事です。塾でも良く言われると思いますが、
志望校の倍率が高い場合は気にしないことです。
倍率は数字で出るので気になりますが、倍率が高くなっても
実は難易度やボーダーにはほぼ影響はありません。
気にしてしまうことで、萎縮したりネガティブになる方がよほど影響があります。
力を出せれば倍率が何倍でも問題ないと考えましょう。
2月1日からの動きをまとめておく
起床時間、出発時刻、経路、乗り換え、学校への到着時刻などだいたいのスケジューリングをしておく。家を出発する時間は毎日違いますので、学校ごと日ごとに作っておくといいです。印刷して携帯しているとなおいいです。
一つ一つのイベントに感情的にならずに淡々とこなしていくのがコツです。
「淡々」と、が大事。
午後受験がある場合は午前校がおわってから午後校までの移動、昼食も考慮する必要があります。
出願、合否確認、入学金納入の事務作業
上に書いた2月1日からの動きには、出願や合否確認、入金作業なども入ってきます。
また入学金を納入しなければいけないタイミングの学校がある場合はその時間も把握する必要があります。
いくつものことを平行してこなさなければいけないので、スケジューリングに注意。
例として以下のようなケース珍しくありません。
-A校の受験日に
-B校の合格発表を見て、
-不合格なら合格済のC校の入学金を2時間以内に収め
-かつD校の願書を〇時間以内出願
締切関係は、間違いが許されないのに時間的な余裕がほとんどないことも多いので
事前にやることをリストにしておき、見える形で手元に置いておくのがよいです。
持ち物の確認
1月受験をした方はあれがあったほうが良かった、これはいらなかったとかあるかもしれません。親子それぞれで持ち物を確認しましょう。
中学受験の受験当日持ち物チェックリスト(親用、子供用) - 中学受験の下書き
受験期間中の行動や持ち物を書き出してリストにしておくことは、抜け防止に役立ちます。
受験前日、受験期間中も勉強は続けること
猛勉強は必要ないですが、見直しや統計資料の復習など日々の最低限の勉強は続けること。計算問題、1行問題など日々のルーチンにしていたものは続けていいと思います。
受験前日の過ごし方
ピリピリムードになりがちですが、夜はリラックスできるようにしましょう。早めの就寝は言うまでもありません。
中学受験『受験前日の準備と過ごし方』、やって良いこと悪いことを解説 - 中学受験の下書き
受験当日の過ごし方
中学受験における『受験当日の心得』やって良いこと悪いことを解説 - 中学受験の下書き
スッキリの受験企画での宝田さんアドバイス
1月26日の放送で、コロナ禍の受験の注意点として次のことを言ってました。
①試験会場は換気のため寒い事が多いので、防寒具を着て問題を解く練習をしておく。
②試験の休憩時間に終わった試験を振り返らない。受けた試験は一切忘れる。
③保護者の声掛けとして緊張している子どもに過度な応援はNG。
「今日が集大成だからがんばろうね」「いよいよだね」はNG
【1/26放送速報】スッキリお受験企画 ノッチの娘 叶望(かなみ)ちゃん編、埼玉入試の様子と合否発表 - 中学受験の下書き
べき集、べからず集に過剰になるな
ここを含めて、数多くの 〇〇すること。〇〇してはならないことを目にしますが、
それで過敏になりすぎるのはよくありあません。たとえば、「〇〇しなかったから不合格だぁ~」とか悲観的になるのはよくありません。
こういうものはするといい状態で受験をしやすくなるというだけで合否を決定づけるものでもありません。 自分の性格が過敏すぎると思ったら、注意しつつつも、こんなもんがあるんだなぁぐらいに考え、過敏にならないほうがいいです。
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