中学受験の下書き

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【中学受験】受験校の募集要項・入試要項はキッチリ読むべし

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各学校の募集要項、入試要項が発表になっております。

2022年も2021年同様新型コロナウイルスの影響が懸念されますが、まずは募集要項、入試要項をしっかり読みましょう。個人的な印象ですがなんとなくで読んでいる人が多いような気がします。第一志望は読んでも第二志望以下はあまり読まなかったり。

学校のパンフレット同様、募集要項は志望順位に関わらず一読しておくことをオススメします。

なお、募集要項、入試要項をしっかり読むのは親の仕事です。

募集要項はキッチリ読むべし

学校ごとにいろんな情報が書き込まれています。前回との変更点にも注目しながら熟読しましょう。例.栄東の募集要項 

http://www.sakaehigashi.ed.jp/common/file/junior/examination/jh_youkou.pdf

①日程→前回の受験からの変更点はないか?

②試験科目→選択制か科目固定か2科目か4科目かなど。配点。面接の有無。

③募集人数→日程ごとの募集人数。帰国生入試は別枠か込みか?条件は?

④集合時間→分散のためや午後受験の場合は複数の集合時間の設定があることも。

⑤試験会場の場所、アクセス方法

 学校が多いですが、会場が別にあったり、栄東の場合は1月10日11日は、3カ所の試験会場があります。

⑥出願開始日→早い申込で若い受験番号を取る方がいい場合があります、例えば以下のようなケース。

・受験番号ごとで会場が違うケース、栄東とかそうです。

・受験番号順で面接がある場合、番号が若い方が面接が早く回ってくる可能性が高い。

・午後受験がある場合。基本的に受験番号順に試験会場を退出できるため。

⑦出願期限日→合否を確認して出願する場合など、ギリギリまで状況を見て出願したい場合には出願期限日が重要となる。

⑧出願方法→インターネット出願・学校窓口受付・郵送か。今まで学校受付や郵送だったところも来春はインターネット出願になっているところが多い。

 

⑨合格発表日・時間→受験日の当日・翌日・翌々日のどれかが多い。発表はインターネットか構内掲示か、どうかを確認しておく。本命校の合格発表日時により、押さえ校の入学金を納める、納めないが変わってくる場合もあるので注意。

⑩入学手続き最終日→入学金(数十万)などをおさめる必要があるので、優先度が高い学校の発表が後になる場合には入学金がムダになることも。合格日と入学手続き日の兼ね合いとなる。

⑪追試験の有無:神奈川県は私学共通追試に参加する学校がある。東京都は学校ごとに実施の可能性。

⑫出願資格 例えば栄東の場合には、「児童・保護者ともに、本校の建学の精神に共鳴し、本校の教育を受ける意欲が旺盛の方」、学校によって結構違います。

〇年3月小学校卒業見込みの者とかよく見ます。

保護者と同居や、通学時間の制限などについて記載されていることも。

栄光学園は通学可能な市町村を明記し。本郷中学は生年月日、保護者からの通学以外に「入学後、楽しく学校生活をおくることができる者」の記述。

⑬試験範囲→コロナ影響で試験範囲に変更となっている学校も。

⑭受験に必要な提出書類→調査書などの受験に必要な書類。

⑮受験料:2回目からは安くなることも。支払い方法も確認。

⑯その他→特待生やスライド合格の有無、受験票の発行方法

いくつか読んでみると学校ごとの違いも分かってきます。

一読しておくことをお勧めします。

 

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