昨日、以下の記事を書きましたが、「2021年地域別入試予測」で難度に変化がありそうな学校を抜き出しリストにしましたのでご紹介です。
主要模試の志望状況や入試の変更からの分析となっています。
難度の変化の可能性がある学校は、各校状況が違いますが以下のように分けてご紹介します。
①難化必至、難化可能性が高い学校
②難化の可能性がある、注意したほうが良い学校
それぞれ、男子校、女子校、男女校に分かれています。
スクールポットの書き方だと難化、あるいは難化の可能性と書いてある学校が多いですが、個人的には上の①については留意すべきと思いますが、②はボーダーへの影響は少ないと思っています。模試の志望者状況からの予測ですので状況が変わる可能性も高いと思っています。参考程度でお願いします。
気になる学校の詳細はこちらを参照してください→スクールポット中学受験版
難化必至、難化可能性が高い学校・入試
男子校
高輪 :志望順位が高い層、併願前提層の増加
日大豊山:上位層・中堅層の増加
駒場東邦:学力上位層の増加
女子校
山脇学園:上位層の増加
品川女子学院:志望順位が高い受験生、併願前提の受験生とも希望者が増加
鷗友学園:高学力層が増加、吉祥女子入試減による流入。
昭和女子大:2020年入試で大人気、併願前提の高学力者の増加。
大妻中野:併願前提の高学力者の増加
男女校
開智日本橋:高学力層の増加、特に女子。
駒込 :男子の中堅学力層が増加
筑波大学附属:8教科→4教科の変更を歓迎、特に男子の高学力層の増加
日大第一 :男女ともに中堅学力層の増加
芝浦工大附属:言語技術入試は日本語の解釈と表現なんので一部厳しくなる男子も。高学力層が増加
青稜:男子は高学力で志望順位の高い層の増加、女子は高学力層に加えて中堅層も増加
渋谷教育渋谷(女子):女子は第一希望、併願ともに増えおり、難化の可能性大
日大第二:志望順位の高い層の増加
青山学院(女子):学力上位の希望者が増加。受験日が戻り慶應中等部併願が可能に。
青山学院横浜英和:定員削減有。女子は志望順位が高い層の増加、男子は併願前提層の増加。
神奈川大附属:特に学力上位女子の増加。
日大藤沢:定員が半分になる。
千葉日大第一:昨年に続いて模試での希望者が増加、第一志望入試は増加。
東邦大東邦:模試での志望者が増加、前期、後期とも厳しい入試が続きそう
青山学院浦和ルーテル:模試の希望者はかなり増加、難化必至。
大宮開成:男女とも希望者が増加、特に女子が増加。
西武文理:定員を大きく減らすのでボーダーラインのレベルは上がる予想。
難化の可能性がある、注意したほうが良い学校
男子校
暁星 :模試での希望者が増加
芝 :10月に入って模試での希望者が増加
海城 :1日3日ともに少し難化かも
京華(中高一貫):特別選抜は20年並み、中高一貫はやや難化かも
獨協 :難化かも、注意したほうが良い
世田谷学園:20年は大人気で21年も希望者が増えている、理数は本科の1ランク上
東京都市大付(Ⅰ類2/4AM,2/6AM):Ⅱ類よりⅠ類の希望者が増加
明大中野:近年は人気上向きの年が多いが、難化するかは微妙。そのつもりで準備を
佼成学園:グローバルコースは一般より1ランク高い、一般も少し難化の可能性あり
学習院 :志望順位が高く学力上位層が増加
巣鴨(2/1AM以外):20年に続き21年も増加傾向、1日午前以外は少し難化かも
本郷 :模試で希望者増加のことも。少し難化する可能性、注意したほうが良い
立教池袋:模試で希望者増加のことも。少し難化する可能性、注意したほうが良い
聖学院 :少し難化する可能性、注意したほうが良い
浅野 :学力上位層、チャレンジともに増えている、少し難化かも。
サレジオ学院:10月に入って希望者が増加傾向、少し難化かも。
鎌倉学園:学力上位層の増加、難化するかは微妙、注意したほうが良い
藤嶺藤沢:学力中堅層の増加、やや難化するかも。
逗子開成:学力上位層の増加、志望順位が高い希望者が多い傾向。
女子校
頌栄女子(2/5):1日は変化なし。併願前提の希望者増加が目立ち5日は少し難化かも
普連土学園(2/4AM):1日午前・午後、2日は変化なし、4日午前はやや難化かも
学習院女子:希望者が増加模試も見られる、難化するかは微妙。そのつもりで準備を
跡見学園(2/2AM):併願前提高学力層の増加。1日午後4日の一般もやや難化するかも。
京華女子(一般):模試での希望者が増加、一般はやや難化する可能性がある
恵泉女学園:志望順位が高く高学力層が増加、難化するかもしれない。
田園調布学園(2/2AM,2/4AM):併願前提の希望者が増加。
光塩女子(2/2,2/4):併願前提の希望者が増加。
日大豊山女子:希望者が増加だが難化するかは微妙。注意するに越したことはない
富士見(2/2AM,2/3AM,算数入試):併願前提の高学力層の増加。
江戸川女子:希望者が増えている模試も。難化するかは微妙だが注意した方がよさそう
吉祥女子(2/2):入試回数削減で1日2日の定員増。が2/2は少し難化する可能性も
晃華(2/3):3日は少し難化するかもしれない
フェリス:模試での希望者が増加、難化するかもしれない。
横浜共立(2/3 B):面接中止を歓迎する受験生も、Bは難化する可能性がありそう
横浜雙葉:模試での志望者が増加、難化する可能性があり注意が必要
鎌倉女学院:希望順位が高い希望者だけでなく併願前提も増加
淑徳与野(2月):志望順位が高い層の増加、1月は変わらないが2月はやや難化の可能性
男女校
東海大高輪台:模試での希望者が増加
お茶の水女子大附属:入試の変更で記述が増えると見られ公立一貫からの流入も
学芸大竹早:男子の人気が女子より高い、難化するかは微妙
広尾学園小石川:新設、村田女子のイメージで考えないこと
安田学園(総合):女子の中堅学力層希望者が増えている
桜修館 :希望者が増加傾向、出題傾向から単純に難化するとはいえず微妙。
目黒日大:2019年以降難化がつづいている、他日大系列同様、少し難化するかも
成城学園(2/3):高学力女子の増加、3日は少し難化するかもしれない
東京農大第一:特に女子の高学力層の増加、各回とも難化するかもしれない
宝仙学園理数インター(通常学科・適性検査):男子高学力、女子中堅層が増加
明大中野八王子(2/3AM,2/5PM):1日は20年並み。男子の併願前提層の増加。
立川国際:人気は堅調
武蔵高附属:定員が増えるがそこに期待する受験生が増加、かえって難化の可能性
法政大学:男女とも希望者が増加、特に男子の高学力層志望順位が高い層の増加
明大明治(2/3):併願前提層の増加、2日は20年並。3日は少し難化の可能性
玉川学園:中堅層女子を中心に増加、難化するかは微妙。
中大附属:10月に入って女子希望者が増加。やや難化する可能性。
明治学院:男女ともに希望者が増加、少し難化するかもしれない。
早稲田実業(男子):女子は変わらず、男子はやや難化するかもしれない
中大附属横浜:他校から第一希望先を切り替えた学力上位層の増加、少し難化の可能性
日本大学:男子の希望者が増加、併願前提・学力上位層の増加、難化するかもしれない
横浜国大鎌倉:入試日の変更で他校との併願ができる幅が広がり少し難化するかも
横浜創英:新校舎効果で特に男子の希望者が増加、やや難化するかも
市立川崎:完全一貫への移行で注目度が高まる
法政第二(2/4):学力上位層の増加、併願前提の受験生が多い。4日は少し難化するかも
昭和学院秀英:10月に入って希望者の増加、少し難化するかもしれない
光栄VERITAS:共学化、校名変更。受験生への浸透は今一つも、甘く見ない方が良い
専修大松戸:女子で志望順位の高い希望者増加が目立つ、やや難化するかも
川口市立:新開校。通学区域は川口市のみだが受験生の関心は高い。市立浦和並みか
獨協埼玉:女子希望者が増加だが、併願受験が多く、難化するかは微妙。
他
吉祥女子(2/1):定員増もあり難度はやや緩和の可能性
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