中学受験の下書き

中学受験ブログ。勉強法、過去問、志望校対策、併願校戦略、受験データ分析、模試平均点予想などを行っています。誤字脱字が多めです。

コロナ騒動が中学受験2021へどのような影響を与えるかについて

 新型コロナウイルスの新規感染者は減少傾向にはあるものの、すでに休校が長期化しており、今後もソーシャルディタンシングの確保など生活での制限は続いていくものと思われ、中学受験においても少なからず影響がありそうで、今後の状況次第ではありますが、従来の形式での受験は難しいとも言われ、2021年中学入試は前代未聞のものとなりそうです。

 今回はコロナ禍による2021年中学受験への影響5月版としてちょっと思うことなどを少し書きたいと思います。

志望校選びに変化

既に言われていますが、志望校選びに変化があるかなと。1か月前のツイートですが。

 ・付属校の人気化

 2021年の入試は中学入試だけでなく、大学、高校をはじめ全ての入試に影響が出ると思われます。そのような状況だと今後の受験回避を考えて付属校の人気が高まりそうです。中学受験においては付属校はすでに人気化しているので、さらに人気化するかは学校によるとは思いますが、半付属校、中堅付属校、午後入試を行う付属校など人気を集めることが予想されます。

・遠距離通学の回避

 電車通学は密集になりやすいので、なんとなく避けた方がいいという心理があります。徒歩や自転車で通学できる学校は少ないと思いますが、少なくとも遠距離通学は避ける人が多いのではないかと思います。数字少しの変化かもしれませんが、遠距離通学校の受験は減るのではないでしょうか?

・受験校の減少

 私立の受験校はデータ集計元によっても違いますが、約5校程度と言われています。これも増えずに減る方向だと考えています。遠距離通学校の敬遠だけでなく、学校見学会、文化祭、学園祭などに行ける数もかなり限られてきそうだいう状況もあります。

・入試日程・時間の変化

 今までのように東京・神奈川2月1日~5日という日程も変わってくる可能性があります。蜜を避けると教室当たりに受験できる人数も減るので入試日程が変わってくる可能性があります。入試日程が変わると併願プランが大きく変わり、併願したかったところが受験できなかったり、逆に選択肢の幅が広がったりと大きく影響がでます。今のところ入試日程をコロナ影響で変えている学校はないですが、今後出てくる可能性があります。また密集状態で長時間はより感染リスクが高くなると言われていますので、試験時間が1科目60分→50分のように短くなる可能性があります。

・私立受験者数

 コロナ影響で新規に受験検討する人は減り、経済面や受験勉強が十分にしにくいという理由から受験から離脱していくる人もいそうです。全体としては私立受験者数は減るのではないでしょうか?来年2021年だけでなく数年受験者数は減っていると思います。

・国立・公立一貫校受験者数

 経済面から私立→国立・公立一貫校に受験生が流れそうなので・国立・公立一貫は人気になりそうです。極端な人気化というより、若干人気化ぐらいかなと予想でします。

・新興校vs名門校

 コロナ禍の影響でオンライン説明会を催す学校が増えています。また説明会ではコロナ禍中のオンライン授業などにも触れることになります。この辺りは教育に積極的にITを取り入れている新興校が得意な分野です。ただ志望人数に変化が出るところまでは影響はないかなと思います。学校に直に行ける機会がいないから、とりえず名門校で、という人も一定数いそうですし。

・入試試験範囲の変更

 昨日、文科省が自治体に対しては、コロナ影響で休校が長期化したことにより、受験生が不利益を被らない措置を取るように通知を出したのですが、これ中学校受験も同じ対応をするのが望ましいと言っているのですよね。

 となると学校によっては難問を出しにくかったり、6年後半で習う分野は受験問題としては出しにくいかもしれません。といっても今までの勉強は変える必要はないと思いますが。詳細は上の記事を読んでください。

・時事問題

 今年は時事問題はコロナ一色になっています。教科書に間違いなくなる事項です。2021中学受験では時事問題もコロナ関連が中心でしょう。社会はもちろんのこと、算数の問題にもなる可能性があり、教育問題、感染症問題、公衆衛生、9月入学など切り口が多くなりそうです。コロナ関連の数字は今でも日々変わっているので暗記する必要はないですが、時事問題として継続ウォッチしていくことが望ましいです。 

 

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・ZOOMオンライン授業についてのリンク

【5/6更新版】中学受験塾Zoomオンライン授業対応状況(首都圏)

『学習塾へのオンライン授業に関するアンケート結果』を深掘り

『中学受験塾にも広がる映像・オンライン授業。「効果」に疑問視、返金求める声も』という記事