中学受験の下書き

中学受験ブログ。勉強法、過去問、志望校対策、併願校戦略、受験データ分析、模試平均点予想などを行っています。誤字脱字が多めです。

いよいよ最後の「合不合判定テスト」、対策と注意を考える

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12月になって日に日に寒くなり、いよいよ冬がやってきました。今後の日曜12月12日に第6回合不合判定テストがあります。入試前の最後の模試という人も多いかと思います、最後の合不合直前の心構えや対策できることを考えます。

12月合不合テストの受験の仕方

合不合判定テストの説明

こちら→【中学受験】志望校を決めるために必要な「総合模試」と「学校別模試」について

これらの模試は総合模試とよばれ、特定の学校の出題傾向や難易度を想定するのではなく、一般的な問題と解答形式による総合的な合格判定を行うことができます。

受験本番を意識して行動

模試は実際の入学試験のための「模擬」試験なわけですが、入学試験当日のあらゆることの「模擬」「シミュレーション」として考えておくと良いです。

朝の起床時間、朝食、会場までの移動、体温調整しやすい服装、カイロなどの防寒、試験時の持ち物、模試が終わった後の合流…

前日や当日何を食べるかとか悩んでしまうケースもありますので、模試のときに本番ではどうしようか少し考えておきましょう。

マスクやうがい手洗いもお忘れなく。

会場でお子さんを送り出したあと、どうしますか?

上でも書いたことに絡む話ですが、模試会場でお子さんを送り出した後どう過ごしていますか?約3時間半程度時間があると思います。これも実際の入試でもどう過ごすのかを考えておいていいです。何にもないと暇でしかたがなかったりしますよ。

個人的には必ずしも立派なことをやる必要はないと思います。

お茶を飲む
映画を見る
美容院に行く
図書館に行く、等

入試のときは、近所の神社に合格祈願に行くというのも定番です。

カラオケやボーリングといった「レジャーより」の空き時間の過ごし方もちょくちょく見ます。 

スマホのモバイルバッテリーとかあったほうがいいです。

実力を出し切る

合不合判定テストも大事な試験ですが、力む必要はありません。模試のときに同じミスをしがちな人は試験前に意識しておくようにしましょう。「時間配分注意」とか「漢字は丁寧に」とか、ごちゃごちゃしたことはできないのでシンプルに。基本的にはいつも通りで気負うことなく受けてきてください。奇跡を起こす必要はありません、実力を出し切ることです。

前日だからといって勉強は休まない

今からジタバタしてもしかたがない、という考えの人もいますが、個人的にはジタバタ大いに結構、知識・暗記系の復習など普段通り、普段以上に勉強をしましょう。ただし睡眠時間は取ること。

トータルで考える

試験のときは、目先の1つの設問にこだわって時間を使ってはいけません。わかる問題からやる、時間がかかるものは後にまわすのが基本です。その科目や4科目でいかに点数を積み上げるかが大事です。

その他の試験の受け方

①模擬試験会場で友達との答え合わせ厳禁:間違いが見つかると思いのほか凹む。

②悪い結果について怒らない・ごちゃごちゃ言わない

【中学受験】模試の受け方、復習方法やら注意事項やら【合不合判定テスト/サピックス合判】 - 中学受験の下書き

 

復習までが模試

模試はどの模試でもそうですが復習までやって1セットです。

模試の復習は最高の学習教材なので復習を。 悔しい間違いがあったかもしれませんが、今後の試験では同じ間違いをしないようにすればいいだけです。

正答率に応じて復習していくのが良いです。

誤答している問題のうち正答率の高いものを優先させて復習します。

目標偏差値65→間違った問題のうち正答率30%以上のものは復習。
目標偏差値60→間違った問題のうち正答率40%以上のものは復習。
目標偏差値50→間違った問題のうち正答率50%以上のものは復習。
目標偏差値40→間違った問題のうち正答率60%以上のものは復習。

採点がおかしいとおもったら必ず確認

結果が出たらその解答用紙を親が確認するべきです。そこから得られるものがあります。採点に疑問があったら必ず確認を。結構採点ミスってあるんですよね。

模試の採点でおかしいと思ったら、採点ミスであってもなくても確認したほうがいい話。  

 

上履きが必要な学校の場合は忘れずに

上履きが必要な学校と不要な学校があるので確認しておきましょう。

学校行事等で受験できない場合は月曜日に振替を

学校行事などで12月6日に受験できない人は12月7日に「振替テスト」があります。

今後の勉強の進め方など

志望校の変更について

この時期に第一希望を変えるのはあまりよくないとと言われています。志望校を変える場合には慎重にし、 塾の先生にも相談してみましょう。第一希望を変えない場合には、第二希望以下でより確実に合格が取れる併願パターンも考えてみましょう。

模試の成績にかかわらず受験勉強は続いていく

良くても浮かれることなく、12月の勉強を進めてください。知識や学習を積み上げていくイメージです。逆に、悪かった場合には、気にしないこと、これがかなり大事。メンタル的に凹んでしまうのはよくありません。

合不合で失敗したのなら、「本番じゃなくて良かった」と思えることが大切です。親が悪い結果に対してごちゃごちゃ言うのは百害あって一利なしです。なんとか気持ちを切らさないようにしまhそう。

精神論で乗り切ろうとしない

 これは今回の模試だけのことではないですが、受験勉強は精神論で乗り切ると考えないほうが良いです。精神論で処理しようとしてないで、休憩もいれつつ、どんな勉強を積み重ねるのがよいのか、本人・親が自らの頭で論理的に考えることが大切だと思います。

 学習する内容があったときに、気合で頭に詰め込むのではなく、

・どういう状況で必要なのか

・どうすればより効率的に頭に入るのか

・どうすれば必要なときに取り出しやすいか

などを考えて学習を進めた方がよいということです。

 

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