1月埼玉入試が始まって4日。合格された方、まずはおめでとうございます。
前受、前哨戦の方も、入学予定がないにしても、
結果がでたことは家族で素直に喜んでいいと思います。
もし志望順位が低くても通学範囲で入学しても良い学校なら、
とても大きな成果と言えます。
ただ多くの人が2月の東京校が本命だと思いますので、
これからの過し方がとても大切です。
今回は「1月校合格、しかし先がある」ということを書きたいと思います。
1月校合格おめでとうございます、しかし先がある
今までの積み重ねが本番でも通用した!
模試で良い成績を取っていても本番ではそれなりに緊張するものです。
そんな中で今まで勉強したことが答案に出すことができた、
それで合格できた、のは素晴らしいことです。自信をもってください。
この自信が2月に向けて、とても、とても大切なものになります。
合格ではずみをつける、波にのる
ここで大事なことは、合格という事実をポジティブマインドで
とらえて波に乗るということです。
これから3週間弱、まだまだ学力を伸ばすことが可能です。
(ただし、学力を伸ばせるのは1月校で不合格だった人も同じです)
ポジティブマインドにより、学力の伸びを加速させることができます。
いわゆる、ノリノリでやれる、ということです。
これで単なる合格以上の効果を生むことができます。
実は最後の模試以降、学力が伸びている
見落としがちですが、12月の中旬で模試がおわってからの1カ月で
学力が伸びているはずです。
過去の模試をやってみて、前回と今回の点数を比較してみてください。
今回は、前回より点数が良いはずです。
この1カ月模試がないので学力を測る機会は少ないですが、
冬休みを通じてかなり力がついているはずです。
東京決戦2月に向けて
1.まずは1月校合格という成果を喜ぶ、「次もやるぞ~」という雰囲気作り
2.模擬試験と1月校の本番で違いがあったら共有するし書き出すこと
3.2月に向けて改善点がないか、振り返ってみる
・問題を最初にみたとき、過去問では感じなかった違和感がなかったか?
・服装、気温、寒さ対策、コロナ対策は十分だったか?
・入試当日の交通機関、移動は適切だったか?
・終了後の合流は問題なかったか?
・入試前日の過し方は問題なかったか?
・入試後に塾の先生からフィードバックがあればそれも共有する
改善点はあれば改善の必要がありますが、なければナシで良いです。
4.今後の注意点
・一番注意することは、合格したことでダレてしまわないこと。
・一つ一つ積み上げていく勉強を心がけてください。
1月入試問題は復習しても良い
2月は答え合わせや復習はしませんが、1月校は合否が出ているなら、
間違った問題、気になった問題をやり直してみることも大切です。
大手塾が解答速報をやっている場合もあります。
浦和明の星はここで公開されています→中学入試解答速報|中学受験の四谷大塚
時事問題は同じ問題が他校でも出る可能性があるので
復習しておくことがオススメです。
「より大事であろう次の入試がある」状態
今回の合格で、進学先が確定したわけではないはずです。
つまり合格者も不合格者も実は状況としては同じで、
「より大事であろう次の入試がある」状態です。
これはとても大事なことです。
不合格になった受験生がいる
1月入試で残念ながら不合格になった受験生がいます。
彼らは不合格という経験をしているので、
今まで以上に本気で勉強してくる、仕上げてくると思ってください。
受験がおわるまでにはまだ3週間あります。
学力的にも上げてきますし、メンタルも強くなって立て直してくると思います。
次も同じ結果になるとは限りません。
現実的には逆の結果になるケースは多いものです。
「窮鼠猫を嚙む」ということです。
今回合格できたあなたは、きっちり返り討ちにすることができるでしょうか?
今回の合格を喜ぶとともに、緊張感を忘れないようにしましょう。
受験はチーム戦
私は中学受験は本人、親、塾のチーム戦だと考えています。
F1とかのレーシングチームです。
カーレースではドライバーやマシンが脚光をあびますが、
それだけではレースを勝つことはできません。
エンジニア、メカニックなどのサポートチーム、
監督、広報、スポンサー、それぞれが各人が自分の役割を
果たすことによって成果がでるものです。
いよいよ最終ステージです、
心して最後まで走り切ってください!応援しています。
今までの努力が合格という成果になるのは、とてもうれしいものですね。
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