今日の記事は2021受験ではなく、現4年5年の保護者向けとなります。
漢字の採点って結構微妙だったりします。どこが間違っているのかわからなかったり。
以前に四谷大塚に漢字の採点について問い合わせをしたのですが、そのときの正式回答が出てきたので、公開いたします。
以前にこんな記事を書いた
前に「模試の採点について疑問があったら問い合わせたほうがいい」という記事をかきました。こちら→
模試の採点でおかしいと思ったら、採点ミスであってもなくても確認したほうがいい話。 - 中学受験の下書き
・模試での採点に疑問があったら問い合わせるべき。よくあるのが「漢字の採点で×になっているが、どこが間違っているのかわからない」というケース。
・ウチも合不合の漢字採点で「どこが間違っているのかよくわからない!」ことがあり、四谷大塚に問い合わせたところ、回答があり納得できた。
・点数がアップが目的ではなく、間違いの明確化が目的。問い合わせは面倒だが、手間をかける所を子どもに見せることで、次から同じ間違いをしなくなるし、(人による部分はあるが)漢字の書き取りは気を付けて書くようになる。
詳細は元記事を読んでください。
で、今回の記事は何かというと、そのときの四谷大塚からの正式回答が先日、たまたま見つかったので、公開いたしますという話です。
まず当時のウチの子の答案がこちら
で問題の部分がこちら。
漢字の書き取り3番の解答は「器用」。答案用紙がWEBにアップされた後でウチで話題になったのが、「器用」これ合ってんじゃね?ということ。皆さんどう思いますか?
私はこの間違いがどこかハッキリこたえられませんでした。はっきりわからないので訂正やふりかえりもできない…
「器」なのか「用」なのか、「器」の右下の口が外側に書かれているところが怪しいです。「大」が小さいかな?「用」の縦棒が切れかかっている点も怪しく、よく見ると用の縦棒が一番上の横棒から引かれていない点も怪しくみえてきます。
つまり怪しいところはあるが断定できない。
で、当時早稲アカ経由で四谷大塚に問い合わせたのですが、そのときの四谷大塚の「正式回答」がつい最近みつかりましたので公開いたします。
四谷大塚からの正式回答はこちら
当時、問い合わせたときの四谷大塚からのからの回答が見つかりました。
下が四谷大塚の正式回答です。
ありがとう、四谷大塚さん!感謝です。
コメントとして「中央の『大』が小さい」とのこと。納得です。字のバランスがちがいます。これは四谷大塚の模範解答を見ると典型的な×な例の一つのようです。
他の典型的な×の例として『大』が大きすて、『口』の上に突き出るのも×になると。
『用』はというと、用の真ん中の縦棒が下まで伸びていない×な例があります。
また、『大』の3画目は2画目についていても離れていても良い、なるほど。
納得です。
まとめ的な話
採点ミス?かと思って、問い合わせたのに、点数が上がらないと残念に思うかもしれません。
しかし、実は逆で、やはり不正解だったとなるほうが鮮明に記憶に残るので、同じ間違いをしなくなります。大事なのはどこが間違いなのかを明確にすることです。
手間はかかってしまいますが、以後同じ間違いをしないなら安いものです。
ウチの場合、問い合わせ以降、漢字の書き取りは
字のバランスにも気を付け書くようになったので、良かったと思います。
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