中学受験に役に立つ勉強として、低学年にやったらいいなと思うのは漢検です。
これは好き嫌いもあるからお子さま次第。
中学受験に役に立つ勉強「漢検」
入試問題に漢字が出ない学校はない
難易度はさまざまだがどの学校でも漢字は出題されます。国語の問題のだいたい1割、多い場合には1.5割ぐらい漢字が出題されます。
漢字は知っていれば解ける問題(だが知らないと解けない)なので、確実に点数を取っておくことが必要。読解に難がある場合でも漢字が取れると、国語の点が安定してくる。
漢字は中学受験で必須だが…
漢字は中学受験で必須にもかかわらず後回しにされがち。
塾でも漢字だけに時間を使うわけにもいかないので、個人の頑張りに依存してしまう。
また、学年が上がるにつれて漢字ばかりやっているわけにもいかなくなるのが現状だ。
本格的な受験勉強に入る前に漢字は片付けておきたい。
向き不向きはありそう
国語や漢字が全く興味がないという場合は少々ハードルが高いかもしれない。
点数により結果がはっきりでるのでスコアアタックのゲームと考えるような子とか
合否に燃えるタイプの子には向いているかも。
漢字検定は勉強すれば合格できる受かる
自分の能力にあった級を選択し、必要な勉強すれば合格できる。もちろん
短時間で合格できる人もいるだろうが、基本的には計画立てコツコツ進めることが必要。小学校で習う漢字は習得できる。
漢検の級ごとの対象漢字数
5級 小学校6年修了程度(1026字)
6級 小学校5年修了程度(835字)
7級 小学校4年修了程度(642字)
8級 小学校3年修了程度(440字)
9級 小学校2年修了程度(240字)
10級 小学校1年修了程度(80字)
5級まで取っておけば漢字で後れを取ることは少ないと思う。焦らず一つずつ級を上げていくこと。現在の学年のこだわることがなく、適切な級を受験すること。
合格から逆算してスケジュールを立てる
200点満点で140点なり160点を取ると合格になる。
そのためには必要な演習量を見積もりスケジュールを手てて学習を進めることが重要になる。
目標→演習量の見積もり→学習の進捗管理→合格→振り返り
このプロセスをテストごとに回す。この学習プロセスは、中学受験の勉強にも生きてくる。だいたい問題集を1冊やればなんとかなる。
勉強開始~漢検受験までの振り返りをすること
目標→演習量の見積もり→学習の進捗管理→合格→振り返り
このプロセスの中で上手くいったところ、いかなかったところを振り返るようにしたい。イマイチな箇所は次回に改善できればいい。振り返りまでが1つのプロセス。
漢検は1年に3回
目標に対して学習プロセスを回す。級があがると学習しなればいけない漢字の数も
多くなるが、学習のコツも身についてくる。
漢検ホームページが充実しすぎている
漢検を受けない場合でもちょっと覗いてみると面白いぞ。
・漢検受験級の目安チェック
どの級を受けたらよいか目安がわかる
・カンカンタウン
漢字の楽しさ・魅力に出会える街。9つの館をめぐってカンカンタウンを冒険しよう
漢字の扉を開こう! カンカンタウン 〜漢字の館〜 | 日本漢字能力検定
・コロナ休校対応で教材を無償で提供
家庭学習用教材を無償で提供します | お知らせ | 日本漢字能力検定
・漢検協会による漢字学習アプリ、スマートフォンで楽しく漢字を学習
「いいちまると旅しよう!しりもじ漢検」
アプリのお部屋 | いちまるスペシャルサイト | 日本漢字能力検定
・私の好きな漢字と漢検
さまざまな分野の著名人が漢字ついて語ります。
私の好きな漢字と漢検 vol.15 お笑いコンビ 和牛さん (前編)“誰にでも伝わる漫才”を目指して
私の好きな漢字と漢検 vol.2 厚切りジェイソンさん (前編)日々の書き取りの中で漢字の魅力を発見!
私の好きな漢字と漢検 vol.10 メンタリストDaiGoさん (前編)勉強は“楽しむこと”が大前提