ここ2週間ぐらいでやたら新聞やらニュース記事で見るようになった「コロナ禍」という言葉、なんとなく意味がわかるから特に気にしていない人も多いと思います。読めなくても日常生活に問題なさそうだし。
ワタシも「なんとなく」で処理していたのですが、なんか気になり調べたので記事にします。
みなさんは「コロナ禍」何と読むかわかりますか?簡単だったですか。
うず?→それは「渦」、なべ?→それは「鍋」ですね。
正解は「コロナ禍(か)」と呼びます。
禍(か)は伝染病による被害・損害のことを指します。
たとえば、
事故や天災などの被害のことは災害といいます。
伝染病の被害のことは災害とは言わず、「禍(か)」といいます。
「禍」は訓読みで「わざわい」と読むこちらのほうがわかりやすいですね。
「禍(わざわい)を転じて福となす」とかね。
音読みの禍(か)はあまり馴染みがないですが、以前から「ペスト禍」「コレラ禍」という表現があるので、「コロナ禍」という表現を使うのだと思います。
「禍根(かこん)を残す」、という表現もありますね。中3で漢字みたいです。
この「禍根(かこん)」はわざわいの起こる根源というか、おおもとのことです。
あと紛らわしいのが、「コロナ渦中」は間違いではありません。「渦中」(かちゅう)という言葉がありますから。「渦中」(かちゅう):うずまきの中。転じて、事件の混乱したさわぎの中。という意味なので。
↓の記事のタイトルは間違いではありません。
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