中学受験の下書き

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『中学受験塾にも広がる映像・オンライン授業。「効果」に疑問視、返金求める声も』という記事

こんな記事を見つけました。

「新型コロナの影響…中学受験塾にも 広がる映像・オンライン授業『効果』に疑問視、返金求める声も」

この記事ざっくりまとめると3点に集約されます。

・授業動画配信はメリット・デメリットあり

子供の感想「わからなかったところを何回も見られる」その一方で「先生に当てられないからいい」という感想も。ネット上には「物足りない」「簡単な解説しなかない」という保護者の指摘も。

・映像授業には、授業料の値下げや返金がないという不満

 対面授業でないにも関わらず、授業料の値下げや返金がないことに不満を漏らす人も。「せめて半額は返金がほしい」「不測の事態とはいえ一部返金などもないのは納得いかないですよね」

・評価が高いZOOMなどを用いた双方向オンライン授業

「通常の対面授業に近いものとして、いつもの先生やクラスの仲間との授業が可能です。だからこそ、子どものモチベーションを保ちながら勉強を続けられる期待感が膨らみます」「経験してみればなぜ対面にそこまでこだわっていたのかと感じるくらい良いです」 

この記事について深掘りというかいろいろ書いてみたいと思います。 

・動画配信授業について

 向き不向きはありますが、あくまでも一方通行なので緊張感がなくなります。いつでも見られることは良いことですが、聞き逃すまいという集中力、先生に当てられる緊張感がないという不満が出ます。授業動画があれば子供が勉強するという話でもなんですよね、そこからモチベーションが生まれてくるかが大事なわけで。

 ・授業料の返金について

  昨日あたりから日能研の減額対応が話題になっています。

 ・4月分の授業料を25%減額し、6月分に振り替える。
   5月も対面授業ができないなら同様の減額振り替えを行う可能性も
 ・ZOOMの双方向授業を準備中。
 →25%減額は経営面で結構厳しい思うがこの状況をお金の面では家庭・塾の双方で負担しようという考えのようです。

 塾側が減額するのはキツイです、塾の売上には土日の特訓、夏期講習、学校別など特別講習が柱になりますが、これらの売上も例年に比べるとかなり減ると思うのです。今の状態からすると夏期講習が例年通りになるはずもない状況です。

 
・評価が高いZOOMによる双方向Web授業について

 こちらの記事に双方向Web授業のメリット・デメリットなどを記事にしています。 

メリット:
①オンライン経由であるが、いつもの先生、いつもの生徒、いつもの教材で授業可能。
②動画や宿題と違い、時間が決まっている授業なので生活のリズムができやすい
③質問ができる。生徒の反応、理解度を確認しながら授業を進めることができる。
④移動時間が不要。

デメリット:
①インターネット環境によって授業の質に差が出る、回線が不安定になる。
②ネット回線によるタイムラグがあるためリズムのある授業が難しい。レスポンスに時間がかかる。画像ごしに生徒の反応がわかるが「ぽかーん」としてる等の空気感は伝わりにくい。
③講師が意識しないと(生徒からの反応が少なく)一方的に話す授業になりがち。
④講師側が生徒の手元が見えないので、演習の進み具合や理解度が見えない。
⑤質問は可能だがリアル対面よりハードルが高いと思われる。割り組む感じになるので遠慮しがち。

 

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