受験本番、試験本番に強い子は確実に存在します。
本番で強い子、強い人の特徴からそうなるための心構えなどをまとめました。これから、受験に向けて何かとプレッシャーがかかってきます。ぜひ本番で力を発揮できる状況を作りたいものです。
今の能力は別にして、元々、テスト本番に強い人ってのが一定数いるように思います。
— 中学受験の下書き (@jukenshitagaki) 2020年9月25日
弱くても自信が持てるようになり克服する人も大勢います。
テスト本番に弱い子が自信を持てるようになる対策とは?https://t.co/uzht4Zeau5
普段の生活でもオンオフがはっきりしている
本番に強い人というのは、いつでも一定というわけではなく勉強でも生活でもオンオフがはっきりしていることが多いです。悪い言い方をすると、集中力がなくなって、全く頭に入っていない時間帯もあったりします。
意図的にオンオフを切り替えられる人は強く、切り替えを意識できるとここぞというときに力を発揮できます。
勝負どころを判断する・割り切りが明確
いわゆる腹をくくる、というものです。国語で部分点も難しそうな記述問題をごっそり捨てて、抜き出し、選択肢問題で勝負するとか。
算数だと後半部分の難問はあきらめて、前半の1行問題に集中するとかです。解く問題を選択するということはとても大事なことで、この見きわめ、実際の受験ではもっとも大切なテクニックの一つです。どこに集中したらよいのかというのは慣れの部分が大きいです。
受験は高得点でなくても合格最低点を取ることができれば合格できます。
緊張する場数を踏んでいる
単純に場数を踏むとそれだけ本番に強い人になれます、経験も身につきます。
初めてだとパニックになることでも、プレッシャーに慣れてくると、「はいはい、いつものことね」という感じになり、パニックになりません。落ち着いて対応できます。
慣れというのは実力を出す意味で必要不可欠です。
スポーツをやっている子が受験に有利と言われる一つは勝負どころだったり、ここ一番のプレッシャーがかかる場面をより多く体験しているということもあります。
本番で強い、というといわゆる「持っている」「生まれ持った才能」というニュアンスがある気がしますが、場数を踏むというは訓練で本番に強くなる一番有効な方法だと思います。
練習は本番のように、本番は練習のように
いつも場数を踏むことにも関連しますが、「練習は本番と思って、本番は練習を思って」やるのが良いです。過去問をやるときに試験本番の状態に近づけてやるとか、普段の勉強でも本番を意識するのが良いと思います。
完璧主義者でない
オンオフや割り切りにも通じるところがありますが、完璧主義者や生真面目より、どこかルーズな人のほうが本番で強い傾向があります。
完璧主義者や生真面目な人が本番に弱い傾向があるのは、予想していないことが起きたときに、軌道修正できない人、イレギュラーなことが起きた時の対応力が欠ける人が多いためです。
子供がテストでささいなところにこだわっている完璧主義な面があるようなら、全体を見る、俯瞰的に見る、ことを意識したほうがいいかなと思います。
違う環境、不向きな環境でも実力が出せる
大事ななテストというのは、いつもと違う場所で行われることがほとんどです。
普段勉強している場所ではない場所で勉強すると集中力を高めるトレーニングができていると本番に強いです。雑音のあるカフェ、電車の中とか。
普段の勉強でも時間を区切りプレッシャーに慣れる
普段の勉強でも時間を測り、問題の横などにメモしておきます。時間感覚が生まれ、復習するときにも正答するだけでなく、短時間で正答することを意識できます。
時間を測るというのは本番に強くなる、という意味だけでなく受験勉強全体的に大切です。
大丈夫だ、問題ないという自己肯定感を持っている
自己肯定感、自分は大丈夫だという感覚や自信はなにより大事です。まだできていない、足りないところがある、と考えてしまうのは気持ちが萎縮してしまうため絶対NGです。ご家族もそういう声掛けをするようにしましょう。
娘の中学受験論「下位層からの合格」を聞く
— 中学受験の下書き (@jukenshitagaki) 2020年6月29日
・下位から合格する人は、本当に「自分が落ちると思ってない」人。
・本番で必要なのは集中力ではなく「運」。
入学試験では変な問題も出ると意識する
模擬試験より本番の方がイレギュラーな問題が出ることが多く、場合によっては、悪問も問題も出るかもしれません。ただその問題を間違っても合否には影響しません。
合否に影響するのは、その問題によってペースが乱されたり、慌てたりして、他の問題に影響が出てしまうことです。1問にひっぱられないことが大事です。
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