元々ZOOMはビデオ会議アプリとして2019年12月に1000万人のユーザだったのが
2020年3月には2億人以上、さらに今月には3億人とも言われています。爆伸びしたビデオ会議アプリZOOM。中学受験塾業界でも席巻しておりまして、ついにサピックスまでZOOMを採用、大手は全てZOOMを採用しそうです。もはや中学受験塾の標準ツールになったという感じです。
・ZOOM5.0
2か月前は「ズーム?って何?」だったのに…。中学受験業界を席巻しているこのアプリケーション。みなさんあまりバージョンとか意識してないと思うんですが、バージョンは何を使ってますか?最近ダウンロードした人は4.6とかなんですよね、私確認してみたら、4.6.11(20559.0413)だったんですが、今日みたら4.6.12 (20613.0421)にアップデートしました。下4桁がリリース日だと思います。毎週のように新しいものがリリースされているわけです。近々メジャーアップデートが行われ、バージョンが5.0になるようなんですよ。
・常に最新版を使おう
大前提として、iOSでもandroidでもwindowsでもそうですが、ZOOMは基本的には最新版を使うようにしましょう。セキュリティアップデートがどんどん入っています。最新版にするのは簡単です。windowsの場合で説明しますと、①ユーザアイコンをクリック②メニューの「アップデートの確認」をクリックすると、最新か確認できますので最新版ではない場合は最新版にするようにしましょう。自動的にアプリをアップデートする設定なら問題ないかと思いますが。
・ZOOM5.0の新機能
このZOOM社の肝いりである、ZOOM5.0。ZOOMが一番今力を入れていてやらなければいけないセキュリティのアップデートが中心です。以下が新機能の一部です。(中には既に入っているものもあります)
①認証付き暗号のAES-GCM(256-ビット)のサポート
→従来より安全な環境で会議が行えるようになった。会議、通話のセキュリティが強くなったぐらいの認識でいいかと思います。私も詳細にはわかりませんが、現時点では最上級のセキュリティらしいです。
②有料プランのユーザは経由データセンターの地域を指定可能に
→簡単にいうと会議のデータはいろんな国を経由するのですが、たとえば「中国を経由しない」など経由地を指定できるということですね。
Zoom、有料プランのユーザーは経由データセンターのリージョンを指定可能に - ケータイ Watch
③ホストが参加者による自分の名前変更を不可能にする機能
→名前が変更可能だとなりすましが起こる可能性がありますので、その防止に役に立ちます。
④ミーティングに参加するユーザを確認した上で許可する「待機室」を既定でオン
→いきなり会議に入るのではなく、主催者がユーザを確認した上で参加させる機能が標準になりました。この設定により行きなりならず者?が入ってきて会議を妨害するリスクを減らせます。
⑤ホストがミーティングのパスワードの複雑さを設定できる機能
→安易なパスワードの設定ができなくなりよりセキュアな状態にすることが可能です。
⑥クラウド記録のパスワード設定がデフォルトになり、管理者がパスワードの複雑さを設定できるように
有料プランに、「クラウド記録」(ミーティングを録画してメンバに共有する機能)がありますが、パスワード設定が既定になりました。今まではパスワードなしが既定でした。パスワードがないとURLが流出したときにファイルが勝手にダウンロードできてしまします。
こちらの動画がわかりやすいです。より詳細なことを知りたい場合は見てください。
ZOOM社はセキュリティに力を入れており、今後もアップデートは続いていくと思います。最新の状態で使うように心がけてください。
よろしければ、応援クリックをお願いします。