前回までの1と2はこちら
前回までに続いて、自宅以外の勉強場所について語ります。
今回は、⑥車の中、⑦個人合宿(ホテル、別宅等)、そしてまとめです。
⑥車の中(電車の中)
これは車や電車に勉強しにいくのではなく、車や電車での移動中に勉強するということですね。基本的に書く勉強はできないので、1問1答で問題を読んだり、答えたり。あと覚えるものを録音して聞くとか。暗記もの中心ですね。
1問1答をエクセルで作り、それをエクセルの読み上げ機能で読み上げて、1問1答の音声データを作って聞いたりしました。
ただ子供は車の中では集中力がでません。電車だと親子ともども寝てしまったりという感じで効果は限定的でした。
<メリット>
・塾への行きかえり、試験会場までの行きかえり等移動中に勉強できる
・ドライブしながら、電車の中で気分転換になる
<デメリット>
・勉強できる内容が1問1答等限られる
・車酔いするので、車ではテキストを使えない。
・移動中にガシガシ勉強する感じにはならず効果が限定的
⑦個人合宿(ホテル、宿泊施設、別宅)
ブログなどで長期休みのときにホテルなどに親子で泊まり込み勉強するケースがあるようです。個人での合宿のようなものですね。
ウチはまお金がかからず泊まれる場所があったので、長期休みはそこで勉強合宿をやってました。
<メリット>
・自宅と違って誘惑が少ない。
・朝から晩まで勉強することも可能。
・違う環境での勉強、非日常での勉強なのでイベント感がでる。
<デメリット>
・お金がかかる場合が多い。
・場所により行きかえりに時間がかかる。
・数日分の必要なテキスト、問題集を持っていく必要がある。
→ウチは家のコピー機も車に積んで持って行ってました。
・非日常感でもダラダラしてしまうことも多い。
⑧番外編、カラオケボックス
個室が確保できるということで、カラオケボックスで勉強したことがありますが、全くできませんでした。全体的に音がうるさく、モニターとかが派手なのが原因かと。
個室とはいえ、周囲の環境が勉強に向かなさすぎです。
まとめ
今回のシリーズであげた勉強場所のうちでいくつ使ったことがありますか?
あまり多くはないのではないでしょうか?
ただ、6年の秋以降は、いろいろ事情がかわってくるので、家での勉強に閉塞感、行き詰まり感が出る場合もあるかもしれません。
秋以降は過去問をやりますが、過去問の点数というのは受験の志望校を決める上で大きな意味があります。
自宅だと過去問にいまいち集中できない、緊張感をもって取り組めないという子供は実際多いものです。
子供によっては、塾の自習室や研修室など集中しやすい場所でやると過去問の点があがることがあり、実際、研修室やレンタル会議室を確保して、過去問をやる人もいます。
受験まで時間がある場合はピンとこないと思いますが、案外、役に立つかもしれないので、頭の隅に置いておいたほうがいいと思います。
子供により勉強に向く場所も変わってきます。複数の勉強場所を確保しておき、やるアイテム、時間帯に応じて使い分けてみてはいかがでしょうか。