2022年中学受験を終えられた皆様、大変な受験、お疲れさまでした。
今回は、受験後や中学入学式前のイベントや、やること、やるべきことなどを何回かにわけて雑多に書いていきたいと思います。無理してやらなくて良いことも含まれます。そこらへんはざっくり受験終了後の話、と捉えてください。
中入学式前にやるべきこと・やってもいいこと
小学校への報告、塾への報告、親類への報告
もう報告しているとは思いますが、忘れないように。
1月に休んだ人は学校に多少迷惑を迷惑をかけているかもしれません。先生に調査書を頼んだ方とかはとくに気をつけましょう。受験して合格したのは子どもの力ですが、中学受験はいろいろな人の協力があってこそという面が大きいと思います。
受験できたことへの感謝は報告が大事なことを子どもに教える意味もあります。まず親がきっちりしましょう。
塾へのお礼などはこちらをご参考に
入学手続き、制服採寸、招集日
こちらも当然ですが、きちんと実行、参加しましょう。進学先に同じ塾出身の人がいる場合、久しぶりの再会となります。子どもどうし仲良くなかったとしても挨拶ぐらいはさせときましょう、後でプラスになるかもしれません。
スマホを持っている場合、SNSの交換とか。
あと大事なこととして同じ塾から進学者がいる場合、保護者同士、少しでも話しておくことをお勧めします。一人でも知り合いがいるとなると入学後、心強いですよ。というより知り合いがゼロだと不安になる場面があるかもしれません。
塾の受験後のおつかれさま会
合格祝賀会、卒塾式、解散式など名前は違いますが、受験が終わった子が集まる会です。従来は塾に集まってでしたが、今年はオンライン開催でしょうか。
塾の先生や一緒に受験を戦った仲間が集まるのもこれで最後です。強制ではないので、行きたくない気持ちが少しでもあるなら行く必要はないです。
受験後スマホを買った場合は、このときにSNSの交換とかをしときましょう。
塾の中学分野先取り講座
ウチは行ってませんが、行きたいなら行ってもいいと思います。
講座自体はヌルいです、同じ塾で実施していても、さすがに先生も受験時の真剣さはすくないかもしれません。何をやっていいか全くわからないという人とか、塾が好きすぎる人向けかな。受験が終わった後は近い目標がないこともあり驚くほど勉強しなくなる人が続出します。そういう意味では塾の講座を使うこともアリです。
できるのであれば、「入学する学校のテキスト」に合わせた先取りがいいとおもいます。ただ意外に思うかもしれませんが、入学する学校のテキストを事前に入手するのが結構難しいんですよね。
中学で使うテキストを確認すること
これは絶対やらなければいけません。
公立なら英語はNEW HORIZONとか、NEW CROWNですが、私立の進学校なら、Z会のNEW TREASUREかエデック社のPROGRESS IN ENGLISHを使うところが多いようです。数学は私立なら体系数学。先取り学習するにしてもどのテキストかを知らなければ意味がなくなってしまいます。
開成とか麻布は教科書を使っておらず、先生独自のプリントだったりするようです。
入学式前に文部省検定教科書がとりあえず配られると思いますが、それは実際の使わないと思ってください。文部省検定教科書で先取り学習をしたり、教科書ガイドをそろえて準備万端と思ったが、中学に入ったら一切使わないというケースが多いです。
絶対に授業で使うテキストを確認することです。
自主的な学習への誘導
親が中学受験勉強を強力に後押しして合格させた場合、子どもが自主的に勉強しない、中学後、伸び悩むケースが多くなります。もう個別の先生や塾の先生はいません、一人で勉強していく必要があります。
子どもが中学に入ったときに初めて気が付いたのですが、「私立中学の授業」と「中学受験塾の授業」を比較すると私立中学の授業のほうが格段に落ちこぼれやすいということです。
先生の能力差というのもありますが、それよりも、中学受験塾は1クラスの人数も少なく、細かくレベル分けされ、教えることに最適化されているからです。
私立中学が中学受験塾レベルの授業を提供してくれると考えるのは厳しいです。
私立中学の授業についていくためには自主的学習が必須です。
ただ、受験が終わった春休みぐらいはごちゃごちゃ言いたくはなぁとは思います。
子どもにスマホを買うとして
買うなら小学校の卒業式の前までに買ったらいいと思います。卒業式で写真とかLINEの交換とかができるので、中学入学後のコミュニケーションをとることが簡単になります。逆にそのときにスマホを持っていないとそういうコミュニケーションができず仲間に入れないかもしれません。
・小学校の卒業式
・塾の解散式、卒塾式
・新入生の採寸・招集日
ただですね、子どもにスマホを与えるとスマホ漬けになる場合も多いので注意が必要です。使用時間や起動アプリなどガチガチに親が制限することをお勧めします。
これは別途記事にしたいと思います。
とはいうものの
いろいろ買いましたが、せっかく時間があるわけですし、できれば「勉強以外の」今までチャレンジできなかったに時間を使ってほしいと思います。コロナ禍でできないものもあるかもしれせんが、スポーツでも趣味でもボランティアでもなんでもいいと思います。