『親がやらせたい勉強と子供がやりたがる勉強って違うよね。衝突の原因になりがち。』
これは勉強を見ている親あるあるだと思うのです。
子供がやりたがるのは得意科目かな、次に塾の宿題。塾の宿題は時間がかかるので復習できないのが最悪です。なんとか空欄を埋めて、答え合わせ、〇か×をつけて終わり、早稲アカの場合は宿題が逐一チェックされます。やってないとそれなりに怒られてしまうので、子供は真っ先に宿題をやろうとします。
つまり勉強の優先度がその子にとって大事なものか?ではなく先生に怒られるかどうかになってしまうわけです。これでは成績は上がらないです。
大量の宿題が出る→終わらない→答えをうつす→宿題をやったことになるが何も身についていない→大量の宿題が出る→以下繰り返しです。当然何も成果がでません。大量の宿題といってもどの先生も適当に数多くの宿題を出すので、4科目ではかなりの数になってしまい、大事な勉強をする時間がなくなります。
・親がやらせたいのは、復習です。
大人というのは復習の大切さを知っています。中途半端な理解だと試験では失点しやすいということも知っています。
一番簡単で効果が出るのは、間違った問題を理解し、〇にすることです。
成果というのは、やった問題数ではありません。
どれだけ間違いその中でいくつ正解できるようになったかです。
間違った×問題を復習して〇問題にした数が一番大事と思うわけです。暗記、理解何が大事かは内容によって異なりますが、×を〇にする作業というが1番大事と思ったほうがいいです。
子供は一度間違った問題を繰り返しやるという作業が嫌いです。これがいけません。問題集は2回目からが本当の演習で1回やるだけでは成果は出にくいです。
あるあるの話
・子供のやりたいことと親がやらせたいことが違うとバトルになります。
・言い争いが始まると30分ぐらい時間をロスします。身に覚えがある方も多いでしょう。うまく組み合わせてやるのが良いのですが、無駄なことはやめた方がいいと思います。
・塾の宿題が多いなら、塾に連絡したら減らしてもらえます。ただ子供は自分だけ宿題が減らされるのを嫌がります。他の人と同じが大好きです。
どうしたら親がやらせたい宿題をやるのでしょう。回答は持ち合わせてませんが、宿題は、空欄を埋めるものではなく、×を〇にするためのものと考えましょう。