早稲アカNNの概要、特徴、受講基準(合格点)、対象校など基礎的な内容をまとめました。保護者説明会が3/20,3/21に第1回NNオープン模試4/4に開催されます申込締切は3月31日迄です。
NN志望校別コースとは
概要
早稲田アカデミーの難関中学受験対策の看板コースが、NN(何がなんでも)志望校別コースです。それぞれの学校を徹底的に分析した講師陣が、テキストを作成し、授業も担当する志望校特化型のコースとなります。早稲アカ生で、かつ対象校が志望校の場合は受講したほうが良いかと思います。なお他塾生も受講可能です。
特徴
①他塾生も受講可能
②受講のためにはオープン模試での基準点突破必須、選抜制
③志望校の出題傾向に合わせたオリジナルテキスト
早稲アカHPより→
受講校舎
受講校舎は対象中学の近くの早稲アカ校舎、1か所のみ。
例えば、NN開成は早稲アカ 西日暮里校、NN桜蔭なら 早稲アカ お茶の水校のみで開催されます。1カ所だけだと通学時間が長くなっていまう人がいるかもしれませんが、実際に学校合格したら、毎日その学校に通うことになるわけだから、当然といえば当然です。通学の練習と考えましょう。
ちなみに自宅でも受講可能なWeb双方向授業を選択することもできます。
対象校と料金
男女御三家、早慶付属、駒場東邦、渋幕が対象です。
男子校 →開成、麻布、武蔵、駒場東邦、早稲田、早大学院、慶應義塾普通部
女子校 →桜蔭、女子学院、雙葉
共学校 →渋谷教育学園幕張、早稲田実業
入塾金:11,000円(早稲田アカデミー塾生は不要)←2021年の場合
授業料:21,120円/月 ←2021年の場合
→月に2万ですが、組み分けやら合不合と重なる日はナシなので、月に2回ぐらいの授業です。
この学校はないの?
受講資格
オープン模試の結果で決まる
早稲アカの志望校別オープン模試で合格基準点を超えた受験生は受講資格を得ることができます。オープン模試は判定として、合格可能性〇%という判定がでますが、春先は、およそ合格可能性30%が合格基準点となります。またざっくりとした目安ですが、オープン模試受験者の平均点を取れば、NNの受講資格を得られることが多いです。
オープン模試受験者の平均点は決してラクではありません。春のオープン模試は無料なので積極的に受けてみることをお勧めします。
秋以降、入試に近づくほど受講資格を取ることが難しくなるようで、合格可能性50%が目安になってきます。終盤にNNに入ってくる人は高いハードルを越えてきての受講なので、むしろ合格率は高いように見えます。
NN前期/NN後期
NNはNN前期(4月~7月),NN後期(9月~12月)にわかれますが、前期の受講資格は前期のみ有効です。つまり、前期の資格保有者であっても後期を受講するためには、7月か8月のオープン模試で基準点を突破する必要があります。
資格が取れずに秋以降受講できないというケースも多いです。
まずはオープン模試を受けて受講資格を取っておきたいところです、受講資格を取ったから合格できるわけではありませんが、資格がないと講座を受講することができないので。受講資格が取れなかった場合でも悲観しすぎはよくないです。基準点との差分を埋めるように基礎~標準の問題の対策を行いましょう。
NNのクラス
NNのクラスはNN開成1組・2組・3組…〇組のように作られますが、何組まで作られるかは年度ごと学校ごとに異なります。クラス決めはオープン模試の成績順となります。
NNオープン模試
第1回は4月4日です。午前と午後に別のNNのオープン模試を受けることもできます。別日の受験も可能です。(申し込みは3/31までなので注意してください)
試験を受験できる学校数は、当日午前、当日午後、別日での受験を含め、1人 3校までです。
【別日】『早稲田アカデミーEAST』を使用したご自宅での受験とし、受験の期間は、4/7(水)~10(土)18:00までとなります。
NNオープン模試は第1回 4月4日、第2回 5月23日、第3回 7月18日、第4回 8月29日に予定されています。オープン模試は無料です。なお9月以降は、名前がNN合格判定模試となり有料になります。
NNオープン模試の対策
難易度の高い問題をやりたがる人が多いですが、特に4月5月は難問はやらなくて良いので、基礎力をつけてください。合不合判定テストや組み分けテストの復習も効果的です。
NNジュニアとは
NNジュニアは小5での難関校対策。対象は5SS,5SGクラスで御三家、早慶中を志望する方が対象です。西日暮里、お茶の水、渋谷の3校舎で開催されます。(2021年)
日曜日、月1のペースで開催されます。特定の志望校に特化したというより難易度の高い問題を上位レベルの生徒とともに受講するというものです。
必要かというと正直なところ微妙。
四谷の組み分けでSコースから落ちたことがなく、いつでも上位。という方は、受けてもいいかもしれないが、必要かっていうとそうでもない。無理して受ける必要はない。
日頃の授業では実力を持て余す人向き。
5SSクラス在籍者の7割以上は、この時間を日頃の宿題や復習にあてたほうが良いと思われる。受ける際にはオーバーワークに細心の注意を払うこと。
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