緊急事態宣言下で、現6年の中学入試が始まりました。
現5年(新6年)も先輩の緊張感が伝わってくるのではないでしょうか?
1/11、現5年(新6年)の1月組分けテストが行われ、受験ドクターの
速報ライブ解説もあるので、レビューいたします。
SNS動向
初動は算数が難しかったという声多数、コベツバさんの解説にもあるが、難易度が高めの問題が多く、算数は例年より難しかった模様。4科目ではなんともいえない状況、簡単だった、難しかった、人それぞれ。まだ方向性は見えませんが、初動では理科や算数が難しめだったという傾向。去年の平均点は271点、それに近い数字になるか…
自己採点アンケート
以下のサイトで自己採点アンケートをやっています。
父と息子の2022年中学受験日記: サピックス新6年(5年)1月組分けテスト自己採点アンケート
受験ドクター速報解説
本日22時より速報解説が行われます。 速報解説に合わせてこのページも更新されます。
国語 解説
漢字:この時期にしては難しかったのでは?去来、不条理、小児科…漢字は7割、3問間違いまででとどめたい。
対義語:主観・客観、偶然・必然は出来て欲しい。往路・復路、不和・円満がどうか
論説文:雑草の話、読みやすい。欧米と日本の自然観の違い。西洋は自然を対立するもの、支配するものと考え。日本は自然とともにある、敬意を払う、畏怖の念がある。
ひねった問題がない、選択肢もスパッと選べる。難易度は低い。
接続語:なんとなくで選んでいる人は注意、理屈で選べるように。
雑草「とは」~→定義文。印をつけておく。抜き出し問題が3問、時間配分に注意。
記述も難しくはない。ただこの時期に対比の記述をキレイにかける子は少ない。視座を揃える→例えば西洋⇔日本人、のような対比の対象を違うものにしないこと。西洋人⇔日本人。Aは~だが、Bは~というおもい。
物語:女の子と父親との齟齬。読みやすかった。「王道」の葛藤→和解。問題が標準的なので力の差がでやすい。問6重荷。「わだかまり」葛藤のときに出てくる言葉。
問10.歌うように返事、軽やか、晴れ晴れとした気持ち。
平均点予想:希望込95前後(気持ちは100欲しい)
理科
例年、化学、物理、生物、地学、各分野から出題。5年としての総まとめ。今後の6年、受験へとつながるテーマで出題。
物理:振り子、物体の動き。データを見て規則を考える。ストロボ写真の見方、真ん中が速くなる。振り子の長さが4倍になったら周期が2倍、表からわかるが覚えておくこと。落差が同じなら速度は同じ。
地学:天体・星座。冬の1等星、大三角、星座名、位置関係、天の川との位置関係。オリオン座の日周運動、真東から真西。ベガは天頂を通る。全体としては星の名前、動き、日周年周運動など基本的な内容。
化学:水溶液の分類、気体。特別難しい水溶液がなかった。実験器具の使い方。後半は水素を発生させる問題、比例してその後一定になる。(9)はひっかけ、気体はでない。
生物:人体について。アミノ酸はタンパク質が分解されたもの。消化に関する知識、内臓の場所など基礎的な内容。実験結果に関する問題は実験の結果からわかるものを選ぶ。
平均点予想:60~65点
社会
地理半分、歴史半分。
地理:地形図、JRとJR以外の判別は難しかったか。縮尺は算数の問題。愛知県の3つの用水は5年のうちに押さえる。天災は近年狙われやすい。沖縄、那覇の場所。
歴史:知識自体はストレート、ふさわしくないものを選ぶ問題は細かい知識がないとやりずらい、合った間違っただけでなく正解以外の選択肢も見ておくこと。
難しかったのは(8)、東経と北緯で絞り込む問題、東経135度、140度、北緯35度はどこを通るか。ヨーロッパなら、アメリカならどこを通るか?ポーツマス条約は賠償金はなし、わかりにくい条約、内容を確認すること。
平均点予想:50台後半
算数
非常に難しかった。①[4]以降の応用の利かせ方が典型題をやってきた生徒は報われなかったかもしれない。②分数計算をしっかり使わないと突破できない問題があった。
[1]分数計算に持ち込む、3問完答を目指す。
[2](4)4で割っても、6で割っても3あまる。 12で割ると3余る、3→15→27等差数列
[3]二等辺三角形を探す。
[4]図が書きにくい、比も使っても意味がない。今の時期やっておくべきかは微妙。
直しはサッとでいい。
[5][4]でダメージを食らいすぎずに[5]に時間を使うほうが良かったか?
[6]似た問題をやったことがあるか次第。正面図で。難しそうなら[7]に飛ぶベると良い
[7](1)までなんとか解いて欲しい。
全体的に難しいかった。特に[4]以降。
平均点予想:70点前後
4科目合計
平均点予想:280~290点
中学受験コベツバ算数解説
【速報】サピックス新6年生 1月組分け・入室テスト動画解説・難易度分析(1月11日実施)
早速更新されています、コベツバさんは仕事が速い、詳細は上のコベツバさんのサイトを見てください。
『6年水準で考えると標準的、5番、6番の経験が少なく、戸惑った人が多かったのでは?5番、6番の出来が結果を左右しそう。
2020年の平均点は78.5だが、A問題が70%と比較的簡単だった。2021年はB問題が45%ということから、差がつきやすく、例年よりは平均点は低く出る可能性が高い』
150点満点の難易度ごとの配点
A問題(基本レベル):82点
B問題(やや応用) :68点
C問題(応用・発展): 0点
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