待ちに待った10巻の発売日でした。週刊も読んでいるから初見というわけではないですが、やっぱり面白い!
9巻のレビューはこちら→
『二月の勝者-絶対合格の教室ー 』9巻が今日発売で買ってみた。最速レビューしてみた。
10巻はこちら→
いつものことですが、ネタバレありなので注意を
この漫画、型破りの講師、黒木が受験生やその保護者に起こる、ありがちなことを解決して、全員合格を目指す、といういわば「あるあるバスター」なマンガです。
面白いです。特に10巻は面白い。
入試前3か月は魔の時間
黒木先生が保護者会でしゃべってますね。11月、入試前3か月は魔の時間だと。
「女優になれ!」「いつもニコニコ明るい親を演じる」「この時期の衝突は百害あって一利なし」とも言ってます。
私、11月は一番身体的にキツイ時期かなと思ってます、親と子がやるタスクの種類が多かったり、やることが重なったりするのが11月なですよね。
模試は精神的に上下しますが、12月には終わるのでその後は、ちょっと静かになる感じがします。黒木先生は、肝が据わるといってました。
今回は大量のあるある
今回は、塾生とその家族のちょっとしたエピソードが多く入っていました。武田父とか今川母って、ダメ親みたいな描かれ方ですが、自分にも、ちょっと思い当たるフシがあったりします。そういう微妙なところを狙っているんだろうな。
「冬休みの講習だけで10万越え、頭おかしい… 」(武田父)
「すごく努力しているから、どこかに受からせてあげたい」 (加藤母)
鼻歌まじりの勉強で、最難関目指すとか、いいのかな? (ジュリ母)
「個別指導塾、入会しなかったけど、行かせたほうがよかったのかな」(まるみ母)
個別指導塾でコマを増やす(大内母)
「スーパースペシャリスト」って人ならなんとかしてくれるんでしょ(今川母)
合格最低点に届かず、家庭教師を探す(山本母)
あと、スゴ腕?の家庭教師を2年前から予約してるって、上杉母ってスゴイな。
先生もそれぞれの思いで受験に向かいます
・灰原先生のブラック化が進んでいます。敵意むき出し。ドラマの灰原先生も楽しみ。
・橘先生が黒木先生の繁華街の件を知ったようです。
「あそこでなぜあんなことを…」、これは伏線が回収されそうな感じですね。碧山先生もからんでるし。
・佐倉先生「ちゃんと向き合おう、勝たせるんだ今度こそ」
先生には名前に色がついていますが、佐倉先生も「桜」ってことで色がついてたんですね。恥ずかしながら、10巻で初めて気が付いた…
今回の細かすぎるネタ
・そういやフェニックスの桃田先生って今回初登場じゃない?
・武蔵で50%の藤原くん、影薄いな… 、村上くんも。
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