今日7月4日サピックス6年7月組分けテストが行われました。受験された方お疲れさまでした。受験ドクターの速報解説もありますので、平均点・難易度予想、SNS動向などをまとめます。
<2021/07/05 23:30>全体的な更新
20:00までにSNS動向や組分けテストのポイントなどを更新します。
このページは6年の組分けテストになります。5年はこちら→サピックス 5年7月組分けテスト 受験ドクター平均点・難易度予想・SNS動向・コベツバ解説 - 中学受験の下書き
サピックス 6年7月組分けテスト
自己採点アンケート
毎回、以下のサイトで自己採点アンケートが行われています。奮ってご参加ください。
父と息子の2022年中学受験日記: 6年7月組分けテスト自己採点アンケート
3月の組分けテストとの比較になります。
5年生と6年生でアンケートの比較対象がことなっておりますのでご注意ください。
前回2021年6年3月組分けテスト平均点
算数 75.7
国語 80.0
理科 56.9
社会 46.9
4科 259.6点
去年2021年6年7月組分けテスト平均点
4教科 253.1点です。
SNS動向
科目ごとでは論説文が難しかった国語、難易度的にはさほどではないように思われたが、意外に取り難かった算数、漢字が微妙に書きにくかった社会。国語、算数、社会が難しかったというコメントが多いようです。どれを難しいと感じるかは人によっても違う感じ。一方理科は比較的点数が取りやすかった模様。前回3月の組分けテストが難しかったということもあり、4教科総合点では3月の組分けより平均点は若干あがり260点台??
受験ドクターは相変わらず点数高めだというコメント多し
今回の結果で夏期講習のクラスが決まるため、できることなら良い成績を取り上のクラスで夏期講習を受けておきたいものです。
受験ドクター速報解説
本日20時より速報解説が行われます。 速報解説に合わせてこのページも更新されます。
国語 解説
漢字:使われている漢字は簡単だが出てきにくい、林立、一目散、器官(管ではない)、玉にきず。対義語は全問正解してほしい。漢字・語句は易しめ、最低7割。
論説文:大学受験にも匹敵するレベル。抽象概念で、小学生の理解を超える?
接続語は簡単、全問正解を。問4.抽象概念を他の具体的なものに置き換える。難問。問5.アとウで間違いやすい。アの「意識して」が違う。問6.異邦人⇒外国人と考える。問7.形と視点をそろえる。満点が狙える記述。問8.本文に即しているものを選ぶ。当たり前を疑う、に飛びつかない。
物語文:素材文。よくある人間群像、軋轢と齟齬。読みやすい。
論説は素材文、設問とも難しい。物語文は比較的解きやすい。
平均点予想:90点前後
理科
30分、短い時間の中で、知識を押さえて要所要所で計算をする必要が基礎がわかっている。
物理:電気。化学:金属の燃焼。生物:プランクトン、実験。地学:天体、太陽と月。
力学がないので例年より解きやすい
物理、電流計算、2個の直接、並列、組み合わせ。電流の大きさはこの時期だとできるように。フィラメントが切れている豆電球が3つあったことを押さえられているか。
抵抗の計算は使わなくてもいいので、時間をかけたくないところ。
化学、中和、気体の発生。中盤までは完答できるように。燃焼は銅、マグネシウムがよくでるが、今回はアルミニウム。
生物、プランクトン、ミドリムシ。ポイントは後半の計算問題、言っていることを整理すること、慌ててやらない。時間と丁寧さが必要。上位校はこのような問題が出てくる。
地学、天体、月。月食があったのでそれに派生した問題。時事的な問題。月の同じ側がみえる。知識だけで解くだけでなく、どうしてその知識になるのかを押さえる。
力学が出なかった、電流の回路が複雑でなかった、例年より平均点が上がるのでは?
平均点予想:60~65点
社会
地理、歴史、公民幅広くでていたが、いずれも短時間で正誤判定するにはしんどい。
地理。世界の国旗。日本列島をヨーロッパに持っていくとどのあたりに位置するか。日本とイギリスの位置関係。湖の面積。島の面積の上位を押さえる。政令指定都市は増えたが、人口などを押さえる。
歴史。古代朝鮮。高句麗、百済、新羅の場所。旧国名。ペリー来航以降は細かい年号を覚えることで流れが見えてくる。沖縄と鹿児島の県境を地図帳で確認する。
公民。憲法、国会。公共の福祉は書きずらい?(3)(4)(5)今年は衆議院選挙。国会の種類、通常国会、臨時国会、特別国会、それぞれ何が違うのかを確認しておく。憲法改正、総議員なのか出席議員ななのか、定員は。
短い時間でとくのは厳しい。夏の社会の戦略、全体的にやるのか、しぼってやるのかかんがえておくこと。
追記、国旗と首都の組み合わせを押さえる。
平均点予想:50点ちょっと。
算数
[1]特段問題なし。[2](2)何かの〇倍、何かの△倍が同じになる⇒逆比を取る。(5)一見すると差集め算、女子の人数を〇人、男子の人数を△人と置くと差が一致する。
[3](1)相似の発見。(4)処理を少なくなることを意識する。相似比から面積比にかえる。計算の省力化。
[4]予定を考えると、最終的には鶴亀算。スタートがズレていたり、条件を備える。作図ができるかのチェックを行う。
[5]食塩水。やり取り図に整理する。そこから塩の量を整理する。
[6]数列。三角数、ややこしく考えずに、必ず周期するはず、で調べる。
[7]残り時間とのたたかい。ルールを把握し、樹形図を書く。組み合わせでも(2)まではとけるのでは。
全体的に各単元バランスよく、難易度もほどよいぐらい。しっかり整理できないと点数にならない。どの単元に穴があるのか把握しておくこと。
平均点予想:80~85点
夏にどうつなげるかが大事。今回できた、できなかっあではなく、できなかったことを夏のどこで取りかえすかのスケジューリングが大事。
4科目合計
平均点予想:282~292点
中学受験コベツバ算数解説
【速報】サピックス6年生 7月組分け・入室テスト動画解説・難易度分析(2021年7月4日実施)│中学受験コベツバ
『標準的な構成、夏休みまで1か月を切っており、レベルAの取りこぼしないように基礎を固めること』
150点満点の難易度ごとの配点
A問題(基本レベル):102点
B問題(やや応用) : 48点
C問題(応用・発展): 0点
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