今回のテーマは「制服」がない学校について。これも結構深いというか、いろいろとある話。制服がある学校とない学校では雰囲気もかわりますし、学校のカラーを方向付ける要素ともいえます。早速ですが…
東大合格者ランキング上位7校
東大合格者ランキング上位7校 1位 開成、2位 筑波大附属駒場、3位 桜蔭、4位 灘、5位 渋谷幕張、6位 麻布、同じく6位 駒場東邦。
このうち、筑波大学附属駒場、灘、麻布は制服がない学校です。多いと思いませんか?基本的には制服がない学校は「名門校」が多いような印象があります。
「私服もOKで自主性を育む」という風潮
また一方、制服着用ルールを再考する学校も出てきています。月に何日か私服登校できる「カジュアルデー」を設ける学校もあるようです。記事内では、私服OKとする理由としては
・LGBTなどの性的少数者への配慮という側面も。
・個性や多様性を尊重する。自主性を育む。
といった狙いがあると書かれています。なるほど、性的少数者への配慮もあるのか。
「公立中学校、もう私服にしてほしい」に賛否両論!
「公立中学校、もう私服にしてほしい」に賛否両論!制服か、私服か、はたまたジャージか⁉ 中学校の制服問題にツイッターでさまざまな意見が | マイナビニュース
公立中学校、もう私服にしてほしい。春から中学生になる上の子の制服、一式で4万円弱。夏服は一式で2万円程。体操服1万円。
— とこちゃん (@freelifeToko) 2021年1月13日
成長期だからずっと同じサイズの服は着れないし、ブレザーは毎日は洗えないし乾燥機かけられないし。ユニクロ服を毎日洗濯して季節毎に買い替える方が余程安くて清潔で合理的。
こちらは公立中学の制服ですが、中学制服一式4万弱。夏服一式2万。成長期だからすぐに小さくなる。うーん。そうなんだよねぇ。
・制服不要派の意見は「値段が高い」「洗濯しづらい」「あっという間にサイズアウトする」
・制服必要派は「私服の方が高くつく」「毎日同じものを着れない」「着る服に悩む」「服がたくさんいる」
制服がない学校の特徴
制服なしのメリット・デメリット
式典で着る標準服がある上で私服OKの学校が最強か?
この標準服というのがクセモノで成長期なので着ないうちにサイズアウトしてしまう。着ても年1回とか。
一周まわって「なんちゃって制服」
私服登校可能な学校でもわりといるのが女子を中心とした「なんちゃって制服派」、いわゆる他校の制服だったり、制服っぽい服装での登校です。
いろいろ調べてみたところ、それ用のブランド(eastboyやCONOMi)があるらしく、HPをみましたが「もう完璧に制服やん!」という感じです。
なんちゃって制服派の人から言わせると、「制服が着られるのは中高生の時だけだからと」、確かにそうだなぁとは思います。あと男子の「なんちゃって制服」というのもあるようですが、市場としては小さいように思います。
制服がない学校一覧
中学校は制服があるが高校だと制服がない
いくつかの学校は中学は制服だが、高校だと制服がないという学校があります。一貫校であっても私服かどうかで中学生か高校生かを見分けることができます。
・浦和ルーテル学院
・桐朋
・立教新座
中学校・高校の両方で制服がない
東京都私立
・東京学芸大学附属国際中等教育
・東京学芸大学附属小金井
・都立武蔵