中学受験の下書き

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第2回合格力判定サピックスオープン 傾向、平均点予想、受験ドクター、あれやこれや

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第2回合判サピックスオープンがらみのちょっとした記事です。

(1)4回行われる合判
合格力判定サピックスオープンは9月~12月に4回行われます。
 一般的な場合4回のうち一番良い成績と悪い成績で偏差値が6違うと読んだことがあります。もちろん波がある子だと10以上違うという場合もあります。
 6違うということは、1回から4回の平均をとると平均から上下に3ずつブレるということです。偏差値6は言い換えると、ある志望校の合格可能性がいい時は80%だが、悪いときは30%になるぐらいの差です。
 合格力判定は、4回でだいたい頻出分野は網羅される形になります。1回1回の結果がブレるので4回を平均したものを持ち偏差値として考えることが多いです。

 

(2)今回の国語と理科の難化

今回の合格力判定サピックスオープンでではSNS動向、受験ドクターともに
国語、理科が難化と言われています。解説動画でもありましたが…

●国語
 漢字、知識が難しく、文学史も出題。読解問題も簡単というわけではない。
 →知識問題が難しい場合はそこで時間を使ってしまい、読解問題の時間が削られる傾向があり、平均点は下がる。

●理科
 4分野のうち生物、物理分野が多く出題。それも計算問題が多く面倒。
 →計算させる問題はおおむね平均点が下がる。

(2)SNS動向と受験ドクターの平均点予想比較

SNS動向による平均点予想

算数 84前後

国語 76前後

理科 52前後

社会 69前後

4科目 276-286

 詳細はこちら

●受験ドクターによる平均点予想

算数 83-85

国語 80を切るぐらい

理科 50-52

社会 55ちょっと

4科目 266-272

受験ドクターの社会55点は前回の点数からしても、やや低く見積もりすぎているように思いました。四谷大塚のテストと間違っているのではとも思えたり。

詳細はこちら

受験ドクターは以前は、平均点予想は当てはこずに、これぐらいできてほしいという
願望点数を平均点予想としてあげている感じでしたが、今回は3教科が
割とリーズナブルでSNS動向などとも近いものがありました。

(3)去年との比較

サピックスオープンの去年の平均点は
第1回 325
第2回 323
第3回 313
第4回 314

今年は
第1回 288

第2回も300は行かなさそうで、今のところ全体的には難化傾向が出つつあります。
どの科目というより全体的に平均点が下がっているので意図的の可能性あり。

 

<10/22 17:00更新>

平均287.6

算数   83.8
国語   83.5
理科   45.2
社会   71.0

 

(4)時事問題の出題

改元、令和を意識した国語で出題。
社会ではさらに消費税、オリンピックなどの狙われやすい時事が出題。
そういえばFNNプライムオンラインの『3分ではてな』ではサピックス講師が出題しています、わかりやすいのでお勧めです。



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