中学受験の下書き

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埼玉入試まで40日。合格に近づくための12月の過ごし方。前編。

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最近、寒くなってきましたね。いよいよ冬が近づいています。タイトルは40日になってますが、埼玉入試まで正確にはあと48日でした(笑)。今回は11月末~12月の過ごし方で気を付けること、をまとめました。健康管理はもちろんのこと気を付けることは多数あります。

 

お子さまが6年の方はもちろんのこと、5年以下の方は来年以降に訪れる受験直前の過ごし方について伝わればなと思います。

 

(0)学力としてはこれから伸びる

過去問の点数がまだ合格最低点に届いていない方も多いと思いますが、12月1月は学力が伸びる季節です。周りからは合格最低点に届いた、次は合格者平均点だ、みたいな声が聞こえてくると焦りますが、まだ時間はあります。

以前どこかでも書きましたが、ウチの場合、合格最低点に初めて届いたのは12月25日で、それも第4~5希望の学校でした。それがいいわけではありませんが、そういう人もいます。

 

(1)良くも悪くもあなたの家の受験スタイルは決まっている
学習面は塾中心に回して、母親がメンタル、健康管理とか。

塾では第1希望の学校別対策、家では第二希望以下の過去問とか。

家ごと子供ごとにある程度、受験に向かうスタイルがすでに決まってきていると思います。そのような状況で、突然変な横やりが入るとあまりよろしくないと思います。

たとえば、今まで子供の勉強に全くからんでいなかった父親とかが偉そうに首を突っ込んでくる、とかそういうのは避けたいですね。何か新規モノを投入する場合はリスクを考えてにしましょう。

今のスタイルをベースに微調整や改善を行っていくのがいいと思います。

 

(2)12月になると模試はなくなる
合不合やサピックス合判も12月の次回が最後です。模試がなくなると校舎の授業、

学校別対策授業、そこからの冬期講習、直前講習と続いていきます。

11月までのように文化祭やら模試やら複数のイベントが重なるということがないので、11月までのほうが忙しいと思うはずです。

なお日能研は12月末や1月にも模試がありますが、他塾の方は別に受けなくてもいいと思います。受けてもいいですが。

模試を受けるとテストと復習で1.5日ぐらい使ってしまいます。過去問1年分とか弱点補強に使ったほうがいいかなという気がしますが。

 

(3)親の重要性

11月以降、子供の学力は伸びます。勉強は教えなくてもいいですが、親はそのサポートをするべきです。


ただ受験関係でやらなければいけないことが多々あります。親がますます重要になってきます。

・受験のスケジュール管理。
・受験生の健康管理、成績管理、メンタルケア
・願書の入手や作成、出願。調査書の入手。
また、受験予定校の入試問題説明会がある場合は親が参加してください。

調査書の入手では学校の先生にコンタクトを取ります、学校側と良好な関係を維持するようにしてください。1月2月に休む機会が増えますので。

 

(4)1月校の目的を明確に

1月校は受けなきゃ損みたいな風潮がありますが、もう1月校は決めましたか?

受ける場合は目的をはっきりさせてください。

・経験を積む、合格を手にすることが目的で入学の可能性はないのか
・2月校の合否次第では入学の可能性があるのか

合格を手にすることが目的で入学の可能性がないならば確実に合格でき、対策のいらない学校を選んでください。入学の可能性があるなら、合格できるようにきちんと対策を練るべきです。入学する気がないところを数受けるのはおすすめしません。

1月校でもその学校を本命にしている埼玉千葉の子供は全力で挑んできます。油断してはいけません。

 あと多摩地区や神奈川で多いのですが、塾の先生が、成績上位者に対して通学できない渋幕の受験を勧めるというケースが目立ちます。塾の実績のためでしょうが、本当に受験する必要があるのかよく考えたほうがいいです。前泊とかすると、過去問1年分、前泊、受験日で最低でも3日使います。3日あれば本命校の過去問を3年分と復習ができます。苦手単元や復習に当ててもいいです。通学できない学校の受験を行うときには、その目的を考えるべきだと思います。

 

(5)インフルエンザや健康管理
言うまでもありません。きちんとしましょう。風邪を引いたら一旦勉強の負荷を減らし
回復につとめましょう。

体調を崩したら、『1月じゃなくてよかった、むしろラッキーと考えるべきです。』

受験がらみのことで不運なこと望まないことが起きた場合、ネガティブに考えるとさらに悪い結果に結びつきます。むりやりにでもポジティブに考えるべきなのです。

健康管理は、大げさなことはやらなくていいですが、免疫力がつくヨーグルトなどを飲むとか、小さな気遣いを継続してやることは良いことです。

それをやっているということで、大丈夫だという自己暗示をかけることができ、抵抗力になります。フラシーボ効果と呼ばれるものです。

また、気温が低くなってきます、重ね着ができる服装をこころがけましょう。

 

(6)不合格だったときの受験校は事前に考えておく
本命校に合格するなら何も問題はありません。喜んで入学するだけだから。
不合格が続くと受験は長期化し、精神的にもきつくなります。どの学校を受けるか、セーフティネットは親が準備するべきです。
A校だめだったら、B校>C校>D校と準備しておくことです。午後受験校、2月4日校5日校などです。6日以降だって受験できる学校はあります。

受けるかどうかは別にして、あらかじめ準備しておくことが大事です。

 

今日はここまで、また次回に続きます。

 

 本当に寒くなってきましたね、健康管理に気を付けてください。
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