この季節になると必ず話題になるこの1月学校行くか問題。
(1)まず、1月問題。どうかんがえる?
子供及び家庭の判断。体調管理面・学力での追い込みなり必要と判断すればやればいい。実際、1月に1日も来ない子供もいるし、受験日以外休まないどころか、受験日でも午後から来ている子供もいたりする。本当に人によるといったところ。
本人のメンタル、体調。学校でのインフルエンザの状況。健康面、学力面総合的に判断すればいい。大切なのは、子供に親の判断を押し付けず、子供と話し合って結論を出すこと。あと、誰かの判断ではなく自分たちで判断すること。
受験の結果は誰も責任を取ってくれるわけではありません、後悔しないよう自分たちで決めましょう。これは志望校選択でも同じです。自分たちで決めるようにしましょう。
(2)でもやっぱり現実問題やっぱり悩む
現実としては休むべき、休まないべきいろいろな意見があります。
1月に休んだら落ちる、というような極論まで出てくる始末。
休んだほういい派
・風邪、インフルエンザ回避。体調管理が必要。
・小学校や担任などが受験に対して批判的で登校することがマイナスになる可能性。
・学力面の追い込み、勉強時間確保。
休まないほうがいい派
・そもそも学校を休ませるのはおかしい。
・通常生活のほうがメンタル的にもリズムがよくなる。
・学力面でジタバタしても仕方がない、逆効果。
(3)子供の意志はどうか
最優先は子供が供が行きたがるかどうかです。無理に休ませる、無理に行かせる(あるか?)のは最もやってはいけない悪手です。
どちらの判断をするにしても子供とよく話し合って、家族で結論を出しましょう。
(4)休ませる場合
1週間程度ならあまり問題ありませんが、2週間以上、家と塾だけですごすというのは、休ませる理由がどうであれ精神的に結構キビシイかもしれません。1月に家で勉強するのはなかなか効果が上がらない、場合によっては逆効果という考え方もあります。
学校に行くことによるリフレッシュは思いのほか大きいと思います。子供の日ごろの生活パターンにもよります。
ちなみにウチは12月までは無休、1月にかなり休みました。
(5)休ませない場合
休ませない場合は生活のリズム、勉強のバランスに気を付け、健康面のリスクがあるところには近づかないようにしましょう。学校では受験しない子などは無頓着だと思うので、風邪インフルエンザだけでなく、学校でのケガ等も気を付けましょう。
体育や休み時間の遊びで、ケガをしてしまうケースもあります。
(6)関東関西でも違う
関西は1月中旬が受験で短期間で終わることから1月から全休というのは多いパターンだと思います。関東では前受けも含めて長期化し受験校も増えているので受験日を含めて休む総日数では増えていると思います。
(7)個々の事情によりいろいろ変わる
→結局ご家庭で判断するしかないのです。
・子供の中での小学校生活の存在感役割
学校が好きで、受験勉強でも小学校の存在がメンタルの充実になっている
子供は多いものです。体育で体を動かしたりとかも風邪の予防にもなります。
・地域性、他の受験生が休むかどうか
地域や学校によっては学校を休むことに寛容であったり、若干批判的だったりもあります。受験自体に批判的な先生だと宿題を多くだしたりとか、受験にマイナス面が出かねない対応をする先生がいることもあります。
→これなら休み一択ですね。周りを確認しつつ、ご家庭の判断で。
・12月時点での模試成績、偏差値と志望校との距離感
12月時点で成績的に余裕があるなら、無理な勉強ではなく、ペースを崩さないのが基本です。学校に行くときは、インフルエンザの感染状況に細心の注意を。学力的に追い込まなければいけないときは、その体制をどうやってつくるかです。子供まかせでは逆効果にもなりかねません。
・休んだ場合に子供をサポートできるか、勉強できる場所は確保されているか
共働きの場合は子供をどうするかという問題が生じます。子供1人で日中家で勉強させるのはイマイチです、学校に行った方がいいと思います。1月は日中から自習室を開放している塾もあると思いますので塾の1月のサポート状況を確認してもいいでしょう。
学力的な伸び、勉強時間の確保を期待して休ませる場合もそうですが、健康面の管理で休ませる場合もここを一番しっかり考える必要があります。
・成績を上げる効率的な勉強をするのは結構難しい
休めば時間が確保できる、たっぷり勉強ができる、学力が付く、といった短絡的考える親は要注意。
子供だけで勉強するスタイルでも親子でやるスタイルでも、煮詰まってしまう、息が詰まるという状況になりやすいです。
・その年その地域でのインフルエンザ状況
1月は中旬~2月上旬にかけてインフルエンザが流行する場合があります、学校に行く場合でもインフルエンザ
のきざしがでてきたら休むなどのルールを決めておくのもいいかもしれません。
学校に行く場合でも、欠席者数、風邪・インフルエンザ数は逐一確認しておくのがいいと思います。
・状況は変わりやすいことを頭に入れる
学校に行くと決めていても→学校での受験による欠席者が増えてくると、休もうかと思い始める。
学校に行かないときめていても→家で勉強するのが結構しんどいので学校に行きたくなる
はじめての体験なのでどちらをえらんでも、ちょっと違うかなという状況になりえます。その時々で臨機応変に判断していいと思います。
・残念ながら中学受験に優しくない環境も世の中には存在する
1月に面倒な調べもの宿題。卒業文集関係の委員会。イベントや社会見学など。放課後居残り行事。
1月受験合否が話題になったり、受験のことをいじられたり。
→こういうのを回避するために休むというのもありといえばあり。
・休む人は落ちる、休むとバチが当たって落ちる
そういうことはありません。ご心配なく。
休んで不合格というケースも多々あると思いますが、休まなくても不合格だったはずです。迷信や都市伝説のようなものがいろいろありますね。
1月休むか問題は、別の機会でまた書きたいと思います。今回はここまで。
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