埼玉校、千葉校につづき2月1日から始まる東京都私立中学入試の現時点での応募状況が明らかになってきました。今回はそのレビューを行います。
ここは男子校のページです。女子校はこちら↓
・首都圏全体の状況について
まず一都三県の中学入試の受験者数動向が以下のページに出ています。
一都三県の中学受験者数は2019年よりも3%近く増加することが予想されています。
・都内男子校の出願状況(2020/01/11現在)
市進WEBで現在の状況を見ることができます。
http://www.chu-jukennavi.net/pdf/sokuho20/tokyo/tokyo_sd20200111.pdf
学校ごとの詳細、受験コースごとの増減など詳細状況はこちらをご参照願います。
・各学校ごとの状況
現時点でデータが出ている範囲で学校ごとの状況を見ていきます。
麻布:前年同日比プラス1%と順調に推移。ただ現時点では前年とほぼ同数。
海城:第1回が前年同日比プラス8%と順調。
暁星:第1回は試験日が2月3日のみから2日午前、3日午後に変更、、2日はは定員75→65に変更で応募数は前年同日比27%減。
駒場東邦:前年同日比プラス3%と順調に推移。2018年まで下げていたが、下げ止まり2019で増加に転じておりそれを継続。
芝浦工大附:前年同日比でマイナス。21年より共学化されるため男子校としては最後の入試。
城北:第1回、第2回、第3回ともに前年同日比プラス5%~12%と大幅プラス気配。
巣鴨:すべてのコースが51%以上の大幅プラス。算数1教科入試も引き続き好調。前年の進学実績好調が反映されている。
世田谷学園:巣鴨同様、順調な進学実績を反映し、算数1教科入試を含むすべてのコースが大幅プラス。
高輪、成城:前年同日比プラス、全体的に中堅校~難関校は概ね好調。
桐朋:前年同日比マイナス。前年入試では下げ止まりを見せていたが、現時点では1回は10%、2回は6%のマイナス。
独協:第1回が若干のマイナス、第2回、3回がプラス。
日大豊山:第1回~第4回が2%~11%のプラス。付属人気継続か。
本郷:第1回、第2回が24%、29%の大幅プラス。高校募集廃止に伴い定員増したが、それ以上のプラス見込み。
武蔵:現時点では35%の大幅マイナス。
明大中野:第1回、第2回ともにマイナス。前年が大幅プラスだった揺り戻し。
早稲田:前年同日と比較はないが、第1回は好調か。
・大手模試の学校ごとの志願者動向
模試での志願者動向分析はこちら
・四谷大塚偏差値2月→11月の推移
四谷大塚の偏差値上がった学校、下がった学校の記事はこちら
・まとめ
模試試験での志望動向通り、2019大学入試で好調な進学実績をたたき出した、巣鴨、世田谷学園は大幅増。
全体的に最難関の併願校や、中堅校の応募が概ねプラス方向。共学人気が高止まりからの、男子校への応募増という流れか。
願書の応募数が固まるのはもう少し後。
2月受験まで3週間あまりあります、1月校、前受校を受けている人はそのふりかえるを行い、本命校対策を続けましょう。この時期学力はまだまだ伸ばすことができます。
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