新型コロナウイルスが猛威をふるう2020年でしたが、来春2021年入試では中学受験者数は前年比で増えると言われています。しかし、一方一人当たりの受験校は絞り込まれ、特に前受校として人気だった1月校の埼玉千葉校は受験者数を減らすと予想されています。
12月上旬から埼玉の学校の出願が始まっていますので、その12/26現在の状況を確認します。また日本一の受験者数を誇る栄東の状況も見ていきます。
埼玉県私立の出願状況
首都圏の私立中学出願状況は、市進Webで出願状況を見ることができます。
http://www.chu-jukennavi.net/pdf/sokuho21/saitama/saitama_s20201226.pdf
出願締切は受験直前に設定されている学校が多いですが、
前年と同じ日で出願数を比較します。受験日程ごとの出願数の増減は上記URLで確認することが可能です。
ざっくりまとめ
事前予想では、埼玉1月校は大幅なマイナスと事前予想されていたが現時点の出願数は
学校ごと、受験日ごと異なり、マイナスの学校ばかりではない。特に星野学園、狭山ヶ丘、大妻嵐山、大宮開成などは前年比で大幅プラス、一方開智、明の星、西武文理などはマイナス。午後入試、特待入試はマイナス傾向が見られる。最終的にはマイナス幅は限定されるのではないかと予想される。
男子校
城西川越:前年とほぼ同じ
女子校
浦和明の星:前年比10%のマイナス
大妻嵐山 :概ね、前年比で大幅プラス
淑徳与野 :前年とほぼ同じ
共学校
青学浦和ルーテル:日程ごとに異なる1/10プラス、1/12マイナス
浦和実業 :男子は前年並み、女子はマイナスという傾向
大宮開成 :前年に引き続き、人気化。1/12特待を除き増加。
開智 :日程ごとに異なるが前年比で若干マイナスか。
春日部共栄 :1/10午後を除き前年比マイナス。
埼玉栄 :午前入試はプラス、午後入試はマイナス。
栄東 :第1回入試(旧A日程)は前年に近い。別途。
狭山ヶ丘 :全日程でプラス
冒平 :日程により異なるが若干プラス
西武文理 :前年比マイナス傾向
獨協埼玉 :前年並み
星野学園 :全日程で前年比大幅プラス
栄東の出願状況
・前年入試との比較、第1回入試出願数を2020年と2021年で比較すると、男子3%プラス、女子3%マイナスと前年並み(ただし出願開始日が2021年が約2週間早い)
・第1回入試、1月10日と1月12日の差
出願開始日では1月12日が1月10日入試より220ほど多かったが、出願が進むにつれ、ほぼ同じになってきている、現在の差は57。最終的には1月10日と12日の出願数はおおよそ同じになると予想される。
・第1回入試、1月10日と1月12日の男女の片寄
男子は1月12日の出願数が1月10より多いが、女子は1月10日の出願数が多くなっており男女で逆転している。
栄東の入学者のおおよそ男女比は3:2となると言われていることから、1月10日と12日の受験を比較した場合、1月12日の合格者のほうが辞退率が高くなる可能性がある。
【中学受験2021】栄東中学入試の出願における8つの注意点と10の気を付けること
参考になったという方、ポチっとお願いします^ ^
↓ ↓ ↓
にほんブログ村