中学受験の下書き

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【中学受験】自宅以外の勉強場所7選。その効果、使い分け、メリット・デメリットを徹底解説

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自宅以外での勉強場所と意外な効果、盲点、使い分けについて。

勉強場所ってどこでやってますか?

自宅、塾の自習室、図書館、ファミレス?・・・

今はある決まったところで勉強しているのではないでしょうか。
やる内容、状況によっては場所を変えてみてはいかがでしょうか、
という話を何回かに分けて書きたいと思います。

(1)なぜ勉強場所を変えるのか

自宅、塾の自習室など、今勉強している場所で問題がなければ、全く問題ありません。

ただこれから秋以降、いろいろな状況が発生します。それに応じて場所を変えることを検討してもいいかも、という話です。今、問題ない人も頭の隅に置いておくと役に立つかもしれません。

・自宅だとテレビやゲームなど誘惑が多すぎて子供が集中しない。
・自宅は受験の空気を読まない家族(親父や兄弟)が勉強の邪魔をする。
・自習室に行っているが何をやっているのかよくわからない。
・家で親子で朝から晩までやっていると煮詰まってしまう
などなど。

秋からは過去問をやると思います。過去問は静かなところで時間をきっちり測り、緊張感をもってやる必要があります、そうでないと意味がありません。点数によっては志望校の変更を余儀なくされる可能性もあります。

(2)勉強場所の種類

実は勉強できる場所はたくさんあります。
自宅、塾の自習室、図書館、公民館・会議室、ファーストフード・ファミレス、車の中、ホテルに缶詰め
 
(3)それぞれの勉強場所の特徴を考えてみる。

①自宅
<メリット>
・基本的に安全
・テキスト、参考書、資料が全部揃っている
・料金がかからない

<デメリット>
・ゲーム、テレビ、漫画誘惑がいっぱい
・やる気に悪影響を及ぼす兄弟、親父がいたりする

自宅の場合はリビングでやるのがベストです。ただ兄弟がいたり、受験に関心のない親父がのんきの寝そべっていたりと勉強するのに適した場所ではないかも。家の状況にもよりますが、家族の協力を得て、リビングを受験生仕様にして、リビング学習が良いです。子供の部屋はできれば避けたほうがいいです。

あなたのお子さんが子供部屋で親に管理されなくてもちゃんとできるお子さんだったら良いと思いますよ。ウチはそうではなかったので。

過去問をやるときとか、静かな状況が必須なときは子供部屋等、静かなところでやって良いと思います。

②塾の自習室

塾の自習室を使っているお子さんは多いのではないでしょうか?
受験直前や学校が休みのときには、自宅にいるより自習室にいる方が時間が長いのではという子もいるようです。そういうことを聞くと焦りますが親としては慎重に判断したいところ。

<メリット>
・塾内なのでいろいろ安心
・講習後など移動距離時間がなく勉強できる
・塾次第だが先生が質問に答えてくれる場合も
 
<デメリット>
・自習室にいるだけで勉強した気分になる→これが最悪。
・塾の友達とだらだらしてしまう。一緒に遊んでしまう

塾の自習室は一長一短ですね。
一番悪いところは、塾の自習室にいるだけで成績が上がる、力がついていると親も子供も勘違いしているところです。当然ですが、自習室にいるだけでは力はつきません。
頑張って勉強しているように見えても、間違った方向でガシガシ進んでしまうことが多いんですよね。それを大人なり誰かが修正する必要があるのですが、親は自習室には入れませんしね。塾にいても先生が勉強を見ているわけではないので、うまく勉強を進められないことが多いです。

これも、子供の部屋で勉強すること同じで、子供が誰かに管理されなくても
学習の質と量を確保できるなら自習室での勉強全く問題ありません。
安全面とかでも心配いらない、授業の前後の時間を有効に使えますし。
 
ウチの子供は塾が好きだったこともあり自習室に行きたがりましたね。
塾のお友達と一緒に勉強する連帯感?みたいなのが良いようです。その気持ちはよくわかりますが、中身が伴っていたかというと微妙。

結局、塾の自習室を使ったのは、夏休みなどの季節講習のときに講習後、宿題をやるのに1時間、1時間半とか時間を区切って使う感じでした。宿題はやらなければいけませんから。

使うなら、暇そうな?塾の先生も巻き込んで質問できたりするといいですね。

また秋以降に本番形式で過去問をやるならいいと思います。過去問はだらだらやれませんし。