中学受験の下書き

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【中学受験】算数の計算ミス・ケアレスミスを減らすためにやるべきこと


 算数の計算ミスってなくならないですよね。ワタシ以前、自分の子供の算数の答案を調べたことがあるのですが、算数で計算ミス・ケアレスミスの失点が算数全体の失点の3割程度でした。今日はそのミスをゼロにするとまではいいませんが、減らすために効果的なことをお話します。

ミスを叱責してはいけない

これ子供の勉強を見ている親あるあるだと思うんですが、得点できたところより、ミスに目が行きがちで、ケアレスミスに対して「もったいない」という思いから強い口調で指摘してしまうことがあります。これは気持ちは本当によくわかるのですがあまり効果的ではありません。なぜなら子供もミスをしたことはわかっているから。叱責するよりも対策を考えるほうが100倍マシです。ミスを叱責してはいけない。

 ミスを叱責すると、算数の問題を解くときにミスに意識がいきすぎて問題を解くリズムが悪くなります。スピード感がなくなるというか。バランスが難しいところですが、計算ミスは起こらずに対策や仕組みで減らすようにしましょう。「ミスゼロ!」と言いたいところですが、萎縮してしまうのも考えものなので、「ミスを半分に!」と言ってました。

見直してミスを見つけて修正するのはかなり難しい

 まず子供は見直しをしたがりません。解いたらそれで終わり、終わったものに興味なしなわけです。ミスを探すという意識を付けるのに苦戦します。これはあたなのお子さんだけではなくほとんどの子供がそうです。もし見直しを苦にしない子供ならそれだけでかなりのアドバンテージです。 

漠然とした対策ではなく、具体的な対策を行うこと

よくやりがちですが、「注意するして計算するように」という漠然としたアドバイスは効果があまりありません。対策は具体的であるべきです。10個以上やってみればいくつか効果が得られるものがあるはずです。1個とか2個やってみて「効果がないや」とあきらめる人がほとんどです。できるだけたくさんの対策をやってみることをおすすめします。あとできれば子供でも保護者でもいいのですが、自分でミスを減らすための対策を考えるべきです。

ミスの要因を付箋紙に書いて壁にある

これはウチでもやりましたが、壁一面が付箋紙だらけになりましたね。古典的でアナログなやり方ですが、一定の効果があります。リビングなどの日頃から見えるところに貼るべきです。試験前に音読するといいです。ミスの要因を付箋紙に書くとき、具体的に書くように、そして自分の言葉で書いてください。書き方には遊びごごろがあっていいと思います。

「弟と兄の速度を逆にしてしまった、弟足速すぎwww」
「観覧車が新幹線並みのスピードになっているとか、ありえん!」とか
それを音読したときに、間違いが思い出せるほうがいいです。

絶対ミスする計算問題集を自作する

計算ミス、1行問題のケアレスミスについてですが、自分がミスをするクセを知ることはとても大事なことです。計算ミスをする問題でも、相性が悪い問題というのがあって、何回計算しても間違ってしまうことがあります。難関中学で計算問題が出る学校がありますが、工夫をして計算しないとミスが生じやすい問題になっているはずです。

 そこで自分がミスをしたことがある問題を集めていくと、間違いのパターンが見えてきますし、究極の絶対ミスする問題集ができます。それを試験前とかにある程度やると間違いパターンを復習することができて効果的です。 

 

2周目は間違い探しのゲーム

ワタシは自分の子供の組み分けテストを分析したところ、一通り最初から最後まで解いた段階でケアレスミスがだいたい2か所ぐらいある、ということが分かりました。
そこで「2周目は1周目のケアレスミスを探すゲームと思え!」という意識を持たせました。今までの結果からするとミスは2つ以上ある、そこから少なくとも1つは見つけて修正しよう。やってみるとわかりますが1つでも見つけて修正するのは難しいことです。1つでも修正できて得点にできたとしたらまずはよろこびましょう。

 いままで何となくでやっていた見直しが、間違いを見つける意識が高まり、2つあるミスのうち1つぐらいは修正できるようになりました。これはスゴイ効果です。150点満点のテストで6点上がるわけだから大きいです。

1ページくんで

 こどもは見直しをしたがらい生き物です。だから強制的に見直すにはどうしたら良いかを考えます。ウチでやっていた方法ですが、1ページに5,6問ぐらいあるレベル的には大体解ける問題、もしくは計算問題、1行問題などを用意します。ウチは四谷の週テスト問題集のAコースを使ったりしました。これを1ページの5,6題を正解なら1つの〇、間違いなら全体を×で採点します。×だったらやり直し。全部の問題を「くんで」で採点するイメージです。間違ったときには、どこが間違っているかわからないので、最初から計算を丁寧にやるようになります。

 これは効果がありますが、やってみるとかなり体力的、精神的にキツイです。だから効果があるわけですが…、1日の勉強の最後に「これで〇とったら今日は終わり」とかご褒美ではないですが、ニンジンをぶら下げてやるといいと思います。

計算ミスしがちな計算方法をしていませんか?

・たとえば、半径12の円の面積を出す場合に
12x12=144 x3.14 = 452.16 みたいな計算式を書く子がいます。 この子は計算ミスをする素質が十分です。"="は本来、"="の左と右が等しいという意味ですが、そうではなく、"="を「答えは」と解釈してしまっています。12x12(答えは)144、144x3.14(答えは)452.16

・自分でもその計算をどこに書いたか覚えてない。計算をあっちこっちでやっているとあとから計算を見直そうにもどこに書いてあるかわかりません。

・間違いとわかった瞬間、今まで書いた計算結果をすべて消しゴムで消して1からもう一度計算しようとする。これも危険です。どこが間違ったかを確認する振り返りを全くやっていない証拠です。1からやると時間もかかります。

・自分で書いた数字を見間違う、写し間違う。ありえないミスですが、男子を中心に結構あります。これを直すにはまず間違いが起きるプロセスをよく観察することです。小さな字で計算している場合には大きく書かせます。なかなかこれを矯正するのは大変です。

 

計算ミスをしている1題を予想するゲーム

これも一時期やっていたのですがゲーム的なものです。計算問題、一行問題を5題やって間違っていそうなものを自分で予想するものです。ルールは5題中、4題正解でステージクリア。ただし「1題採点対象外にできる問題を子供が」選ぶことができる。選ぶタイミングは解いた後、採点の前にしていました。1題間違えても、それを採点対象外に指定できたら4題正解無事クリアできます。逆にいうと自分の正解している問題を指定してしまうと、全問正解以外にクリアの方法はありません。やってみると結構面白いです。テキストの難易度によっては3題正解でクリアにしてもいいと思います。ゲーム性があるために楽しく問題に取り組めるという効果もあります。結構盛り上がりました。実際の試験では間違いそうな問題がわかれば、そこから見直しをすることができます。

 

いくつもやってみて、少しでも効果があるもを見つける

いろんなやり方がネットにあふれています。10でも20でもトライしてください。1つや2つ効果がなかったからといってあきらめてはいけません。ワタシも実際効果がなかったものが大半です。ここに書いてないものも含めて10以上はミスを減らす対策をやってみました。

 

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