6/13ドラゴン桜 第8話が放送になりました。夏前から一気に夏終わりまで、今回は何気に勉強のノウハウが多かったですね、いつもの人間模様や陰謀の話もあり、内容が濃かったと思います。いつものようにあらすじとポイントなどをまとめます。
<2021/06/14>発行
第8話 「親の人生を背負う必要はない」
あらすじ
ポイント「バトミントン岩崎の親説得」「夏の勉強法、拡散型と保全型」「学園売却計画」
匿名で送られてきたメールから学園の売却計画を知る桜木。どうやら、元理事上が現理事長を追い出した上で、学園売却計画を企んでおり、さらに元理事長側には、桜木に馴染みが深い、元同僚弁護士岸本、IT社長坂本、元教え子の3人も加担しているようだった。
一方、桜木は東大専科メンバーに向けて、この夏に向けて勉強法、考え方、東大模試の自己採点法などについて伝授する。
夏休みに入り東大専科は皆で集まって勉強していた。ただ岩崎はあまり専科の勉強会に参加できずにいた、それはバトミントンの英才教育を行っていた父親が岩崎の実業団の練習会への参加をとりつけ、参加していたからだった。
バトミントンと東大受験の両方に中途半端な状態に悩む岩崎。桜木も悩む岩崎に気が付いていたが、あえて何もしないでいた。そんなとき岩崎が過労で倒れてしまう。
桜木は中途半端な岩崎に「今のお前に東大は無理だ」と東大専科をクビにしようとする。岩崎はどうしても東大へ行きたい気持ちを桜木にぶつけた。桜木は「なぜそれを親に言えない、お前が背負う必要があるのは自分の人生だけだろう」と、自分で親を説得するように促す。
岩崎は意を決して、父親に東大を受験したいことを伝えた。父親からはひっぱたかれたが岩崎はひるまなかった。「東大もオリンピックも両方の夢を叶える、東大専科に入ってち知識だけでなく人生のことも多く教わっている、勉強は無駄にはならない」父親は反対はせずに黙って病院を後にした。
龍海学園に1台の車がやってくる。弁護士岸本、IT社長坂本、元教え子の米山が学園に乗り込んできたのだった。
第8話で出てきた勉強法や考え方について
今回は受験に参考になる話が多かったですね。
①東大との距離を知る
東大との距離は「目標の点数ー現在の点数」だ、まず現時点での距離感を知ることが大事。受験に現状認識はかかせない。
②言い訳のは2種類ある
・敗者の言い訳
よく考えもせず、たまたま間違っただけだと言ったり、人のせいにしたりする。
・勝者の言い訳
ミスした状況を深く自己分析。改善できる方法を考え次に生かす。
③拡散型と保全型
質問)気になる本が何冊ある時…の質問の答えで、拡散型と保全型に分けられ、勉強のやり方も異なる。
「同時並行でいろいろ読む」→拡散型
「読み終わってから次を読む」→保全型
これによって夏休みの5か条がかわってきます。
「拡散型の夏休み5か条」
キーワード:ワクワクすること
1:勉強する場所は自分で決めろ
2:ノルマは5日間の中で自由に調整しろ!
3:憧れの人をロールモデルにしろ!
4:テンションがあがる問題集を一冊見つけろ!
5:ゲーム感覚で、ハイレベルな問題に挑戦しろ!
→自分を細かく律するよりも、自分のモチベーションを維持できることに専念。
「保全型の夏休み5か条」
キーワード:自信と安心の積み重ね
1:勉強する場所は固定しろ!
2:1日ごとのノルマを決めろ!
3:仲間と進捗状況を報告しろ!
4:今持っている問題集を徹底的にやれ!
5:最初からハイレベルな問題には手を出すな!
→自分をコントロールし淡々と積み重ねる。積み重ねが自信に繋がる。
④模試の自己採点→他人の答案を採点
・模試は結果が戻ってくるまでに時間がかかるので、自己採点を行い間違った箇所の把握と対策を行う、また加点、減点のポイントがわかる。
・他人の答案を採点する。
自分のミスは気が付かないが、他人のミスは気が付きやすい。
ミスしやすいポイントに気付けたり、新たな発見ができることがある。
⑤生徒が先生になり、授業を行う、それを録画する
・人に教えるためには自分が理解することはもちろん使いこなせる状態にする必要がある。→アウトプットの定着
・録画することで、自分の思考を客観視できる。
第8話の感想
今回は勉強のノウハウが多かったです。拡散型と保全型は漫画にもありましたが、自分に合った勉強法をすることが大切だと思います。
「東大との距離を知る」、目標との距離を知るということは大事です。これは偏差値とか順位でもいいような気がしますが、他人の結果に影響されない「点数」で距離を測っておくことがおすすめです。偏差値とか順位は相対評価で他人の結果により自分の結果も変わって起案すが、点数なら、絶対評価で自己採点が終わった段階で、距離を測れるからです。
バトミントンの岩崎の件ですが、両親も快諾というわけにはいかなかった感じですが、しぶしぶ納得しれもらった感じでした。それにしても元相方の清野はなんであんなに偉そうなんでしょうか。すっきり感がない。
このドラマ10回だと思いますが、多くのことを消化していかなければいけないので大変ですね。次回は藤井がなんかいじられてましたね、センター試験で高校受験の失敗のことを言われてしまうのでしょうか、心配です。藤井は一番印象にふり幅がありますね。
あと、坊主二人が東大専科練習生?ということで一緒に勉強始めました。あの二人は話題なので、途中で脚本を書き換えたのでしょうか?それにしても「練習生」って、(笑)
あと2回東大専科のメンバーを応援したいと思います。
第8話の名言
桜木「言い訳には2種類ある。勝者の言い訳と敗者の言い訳だ。敗者はよく考えもせず、たまたま間違えただけだと言って片付けたり、人のせいにして自分は悪くなかったと思おうとする。それに対して勝者はミスした状況を深く自己分析し改善方法を徹底的に考え、次にいかす。」
桜木「大丈夫、大丈夫、と言ってるやつほど大丈夫じゃないんだ。自分と向き合わないやつは、敗者にしかならない。自分の弱さから逃げてる。そこから目を背けようとしている。」
桜木「いくら親子だからってお前が親の期待を一心に背負う必要は一つもない。親には親の人生がある、お前にはお前の人生がある。お前が背負う必要があるのはお前の人生だけだろ。」
桜木「親ってのは化け物だ。誰よりも長く強く、お前のことを思っている。そいつに理解させるには、親子の縁を切るくらいの覚悟が必要なんじゃないのか?」
第9話予告動画
『ドラゴン桜』6/20(日) #9 東大受験&買収劇! W大逆転 前編!!【TBS】
第8話トリビア
①岩崎のシーン
岩崎(平手友梨奈)が倒れるシーンと第2話に続くこぶしを突き出すシーンが、平手友梨奈の欅坂46時代の代表曲「不協和音」のPVそのままという指摘多数。これわざとだと思うんですよね。倒れたところを上からとるのとか。
誰がそこまで再現しろと(笑)
— ああああ (@reclamatio_n) 2021年6月13日
※単なる偶然…の筈です(笑)#ドラゴン桜 #不協和音 pic.twitter.com/hqgPMW5E2X
②龍海高校のロケ場所が人気沸騰
龍海高校は茨城県の「とちぎ海浜自然の家」がロケ地ですが、人気が高まっているとのことです。
特徴的な校舎が印象的ですが、茨城県の「とちぎ海浜自然の家」で撮影しています。
ドラゴン桜 龍海高校