先日、中高一貫校の敷地面積の記事を書きましたが、反響があったのでも敷地面積の話をもう少し書きます。Google Earthを使って簡易的に敷地面積を測定することができます。
中高一貫校の敷地面積【Google Earthで学校見学】
やっぱり気になる敷地面積
昨日の敷地面積についての記事を出したのですが、の記事が反響がありました。
スポーツ大好き男子は死活問題だと思いましたが、子どもがスポーツ系でなくても、子どもを6年間通わせるのに開放感があるほうがいい、都心のビルのような学校だと圧迫感があると考える人は多いようです。
また、都心の学校は郊外に運動部用のグラウンドがあることが多いのですが、その移動が大変で帰宅時間が遅くなったりします。
Google Earthが敷地面積の確認に使えて面白い
今日気が付いたのですが、Google Earthで学校を見ると面白いです。敷地面積を計算することもできます。
Google Earthはこちら→Google Earth
①学校の敷地を線で結ぶと敷地面積を計算してくれる
地図表示にして学校の敷地を線で囲むと敷地面積が自動計算されて便利です。敷地面積は公表していない学校も多いので助かります。
例.桜蔭学園を真上から見た場合
線で囲むと面積は8200㎡と出ました。公道をまたいで学校施設があるためで公道の面積を除くと、学校公表の7000㎡に近い数値になりそうです。
②3Dで学校とその周辺が見える
かなり近づくことができるので学校見学っぽく使える。3Dでグリグリ回していろんな角度から見ることができます。
桜蔭学園を3D表示にして、斜め上からみると下のようになります。黄色で囲った施設が桜蔭学園の建物になります。斜め上から見ると地図よりかなり大きく見えますね。
志望校や気になる学校をGoogle Earthで見てみると面白いですよ。
学校の写真だとグラウンド広くみえる問題
私、学校のHPの写真だとグラウンドは狭く見えないけど実際は…というパターンが多いんですよね。目の錯覚を利用しているというか。
たとえば攻玉社。下の写真だとグラウンドは結構広くみえませんか?サッカーとか野球ができそうなぐらいの広さに見えませんか??
実際にGoogle Earthでみると校庭に線が引いてあるのですが、余裕のあるテニスコート2面分+αです。下の写真で、赤で囲ったところがテニスコートです(一般的なテニスコートのサイズは24.77mx10.97m)。ということはグラウンドは60m x 40mぐらいと広くはなく、50m走の走路をギリギリ取れるぐらいの広さです。
(ただし校庭とは別に多摩川河川敷に専用グラウンドがありサッカー部、野球部はそちらで練習しているそうです)
攻玉社は1学年180名と多くはなく学校もとてもコンパクトにつくられています。Google Earth実測で学校の敷地は0.9万㎡でした。首都圏の中高一貫校としては小さめ。
Google Earthでいろいろ見てみた
芝学園を3Dで
東京タワーを背にしているところがカッコイイです。トラックもありグラウンドは広そうです。これも下はスクショですが、Google Earthで見るとグリグリと視点を動かして見ることができます。
開成中学高校
黄色の線は私が囲んだものです。黄色の線で囲まれたエリアの面積をGoogle Earthで計算しますが、敷地面積は2.5万㎡と学校公表の値とだいたい同じでした。グラウンドは広いですね。
渋谷教育学園渋谷
敷地が狭いところで有名な渋渋、Google Earth計測で0.24万㎡(2400㎡)でした。やはり校庭がなく小さいとは思いますが、校内に入ると縦に長い。体育館とかホールもあります。あと渋谷から徒歩7分という立地の良さは破壊力があるかと。
栄光学園
広い敷地の学校でよく名前が出てくる栄光学園、Google Earth計測では11.25万㎡でした、学校の周りに森があるので学校の敷地がどこまでかイマイチよくわかりませんでした。
麻布中高
Google Earth計測で2.0万㎡と学校公表とほぼ同じでした。超都心にある学校としては十分な広さではないでしょうか。テニスコートも4面、あとプールもあります。
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